4月21日から22日にかけて、フランス南部のエクス=アン=プロヴァンスで行われる「フェドカップ」準決勝の対フランス戦に出場する選手をアメリカテニス協会が発表した。監督のキャシー・リナルディが選んだのは、「全米オープン」の優勝者スローン・ステ…

4月21日から22日にかけて、フランス南部のエクス=アン=プロヴァンスで行われる「フェドカップ」準決勝の対フランス戦に出場する選手をアメリカテニス協会が発表した。

監督のキャシー・リナルディが選んだのは、「全米オープン」の優勝者スローン・スティーブンス(アメリカ)、準優勝のマディソン・キーズ(アメリカ)、ベスト4のココ・バンダウェイ(アメリカ)、そして元ナンバーワン・ダブルス選手ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)の4人。

スティーブンスは今週、世界ランキング9位で、キーズは13位、バンダウェイは16位といずれも上位につけている。

マテック サンズは「ウィンブルドン」のシングルスの試合途中、右の膝蓋骨(しつがいこつ)を脱臼し、さらに膝蓋腱(しつがいけん)を断裂したために7月から欠場していたが、先月復帰した。

対するフランスのチームはクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)、ポリーヌ・パルモンティエ(フランス)、アマンディーヌ・ヘッセ(フランス)が選ばれている。

両国とも自国で最も高いランキングの選手が選出されていない。アメリカは8位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、フランスは7位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)だ。

アメリカはフェドカップでフランスに対し11勝2敗という記録を保持しているが、一番最近の対戦である2014年はフランスの勝利となっている。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は昨年の「フェドカップ」で優勝したアメリカチーム

(AP Photo/Sergei Grits)