「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を7…

 「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を7-5 6-4で倒してグランドスラム初優勝を果たした。試合時間は1時間43分。

 ムグルッサは5度目の対戦でセレナから2勝目を挙げた。両者の対戦はすべてグランドスラムでのもので、2014年の全仏2回戦ではムグルッサが6-2 6-2でセレナから初勝利。前回の対戦は昨年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の決勝で、セレナが6-4 6-4で勝っていた。

 全仏オープンには3年連続の出場となるムグルッサは、2014年と15年に8強入り。昨年は準々決勝で、ルーシー・サファロバ(チェコ)に6-7(3) 3-6で敗れていた。グランドスラムでは昨年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)での準優勝がこれまでの最高成績だった。

 22歳のムグルッサはこの勝利で、大会終了後に発表される世界ランクで自己最高の2位に浮上することが確実となっている。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)