「男子テニスATPワールドツアー250 ヒューストン」(アメリカ・ヒューストン/4月9~15日/クレーコート)で、ダニエル太郎(日本/エイブル)は4月11日、1回戦でイボ・カルロビッチ(クロアチア)と対戦したが、今大会の初戦突破はならなかっ…

「男子テニスATPワールドツアー250 ヒューストン」(アメリカ・ヒューストン/4月9~15日/クレーコート)で、ダニエル太郎(日本/エイブル)は4月11日、1回戦でイボ・カルロビッチ(クロアチア)と対戦したが、今大会の初戦突破はならなかった。試合にはカルロビッチが7-6(5)、6-4で勝利し、試合時間は1時間35分だった。

ダニエルは、脚力を生かした頑強なストロークが持ち味で、特にクレーコートが得意。ランキングは現在、111位だ。

一方のカルロビッチは、現在のプロテニス界の中でもっとも高い211㎝の長身から打ち下ろすサービスを武器にしており、対戦相手にとっては脅威となっている。

今回の試合では、ダニエルとカルロビッチはともに、相手のサービスをほとんどブレークできずに、均衡の取れた形で推移。第1セットでは、タイブレークを戦うことになり、ダニエルも、食らいついたものの一歩及ばずファーストセットを失った。

第2セットもほぼ同様の展開だったものの、カルロビッチが1ブレークに成功し、ダニエルからリード。そのまま、ダニエルはカルロビッチのサービスをブレークをすることはできず、押し切られて黒星を喫した。

結局、カルロビッチが2度のブレークポイントのうち1つをブレークに結びつけ、希少な好機を結果につなげたことで、白星につなげた格好だ。

カルロビッチは、2回戦でデニス・クドラ(アメリカ)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はポイントを失い空をあおぐダニエル太郎(「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」のときのもの)

(Photo by Harry How/Getty Images)