「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第13シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を6-2 6-1 6-4で下して…

 「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第13シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を6-2 6-1 6-4で下して初の大会制覇に王手をかけた。

 この結果でジョコビッチはティームに負けなしの3連勝。2014年10月の上海(ATP250/ハードコート)の2回戦と今年3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)の3回戦では、いずれもジョコビッチが6-3 6-4の同スコアで勝っていた。

 ジョコビッチは全仏オープンには2005年から12年連続出場。グランドスラム通算11勝を挙げているジョコビッチだが、全仏では過去3度(2012年、14年、15年)の準優勝が最高成績となっている。昨年は決勝でスタン・ワウリンカ(スイス)に6-4 4-6 3-6 4-6で敗れ、生涯グランドスラム達成を阻まれている。

 ジョコビッチは決勝で、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)とディフェンディング・チャンピオンで第4シードのワウリンカの勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)