フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日~6月5日)の大会13日目、各種ダブルスの結果は次の通り。 マルチナ・ヒンギス(スイス)とリーンダー・パエス(インド)のペアがサーニャ・ミルザ(インド)/イバン・ドディグ(クロアチア…

 フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日~6月5日)の大会13日目、各種ダブルスの結果は次の通り。

 マルチナ・ヒンギス(スイス)とリーンダー・パエス(インド)のペアがサーニャ・ミルザ(インド)/イバン・ドディグ(クロアチア)を4-6 6-4 [10-8]で破り、ミックスダブルスでの生涯グランドスラムを達成した。このペアは昨年の全豪オープン、ウィンブルドン、全米オープンで優勝しており、全仏オープンは2回戦で敗れていた。この優勝により、パエスにとっては10度目の、ヒンギスにとっては5度目のグランドスラム・ミックスダブルスのタイトルにもなった。

 パエスはまた、グランドスラムの男子ダブルスで8度優勝している。

 一方、国際テニスの殿堂のメンバーであるヒンギスは女子シングルスで5度、女子ダブルスで12度優勝している。ヒンギスとミルザのペアはグランドスラムで3大会連続で優勝していたが、ここ全仏オープンは3回戦で敗れた。相手はバーボラ・クリチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)で3-6 2-6だった。

 男子ダブルスは、ボブとマイクのブライアン兄弟(ともにアメリカ)がルーカシュ・クボト(ポーランド)/アレクサンダー・ペヤ(オーストリア)に7-5 6-1で勝ち、日曜日の決勝に駒を進めた。すでにグランドスラムの同種目で16度優勝しているブライアン兄弟は、決勝でフェリシアーノ・ロペス/マルク・ロペス(ともにスペイン)と対戦する。苗字は同じでも兄弟ではないロペス/ロペスは、準決勝でドディグ/マルセロ・メロ(ブラジル)を6-2 3-6 7-5で下して勝ち上がった。

 女子ダブルスの決勝は、カロリーヌ・ガルシア/クリスティーナ・ムラデノビッチ(ともにフランス)とエカテリーナ・マカロワ/エレナ・ベスニナ(ともにロシア)という顔合わせだ。準決勝で、ガルシア/ムラデノビッチは、マルガリータ・ガスパリアン/スベトラーナ・クズネツォワ(ともにロシア)を6-4 4-6 6-3で下し、一方、マカロワ/ベスニナは、クリチコバ/シニアコバを6-4 6-2で退けた。(C)AP(テニスマガジン)