「ポルシェ 軽井沢フューチャーズ」(長野県・軽井沢会テニスコート/本戦5月30日~6月5日/賞金総額2.5万ドル/クレーコート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。 日本人対決となった内山靖崇(北日…

 「ポルシェ 軽井沢フューチャーズ」(長野県・軽井沢会テニスコート/本戦5月30日~6月5日/賞金総額2.5万ドル/クレーコート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。

 日本人対決となった内山靖崇(北日本物産)と関口周一(Team REC)の試合は、第2シードの内山が第4シードの関口を6-3 6-3で倒して勝ち上がった。内山と関口は国際大会では2010年から10度目の対戦で、対戦成績は内山から8勝2敗となった。

 内山は決勝で、第1シードのイ・ダクヒ(韓国)と決勝で対戦する。イはノーシードから勝ち上がってきたデイトン・バーグマン(アメリカ)を6-4 6-2で下しての勝ち上がり。

 ダブルス決勝は、第1シードの内山/アンドリュー・ウィッティントン(オーストラリア)が第3シードの長尾克己(上武大学)/奥大賢(エキスパートパワーシズオカ)を7-6(1) 6-4で下して優勝を飾った。

 22歳のウィッティントンは前週のグアム(ITF1万ドル/ハードコート)では松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)とのペアで制しており、2週連続優勝。第3シードで臨んだシングルスでは、2回戦で菊池玄吾(Team REC)に3-6 3-6で敗れていた。

 内山は単複を通して今季初タイトルを獲得。ダブルスでは2014年11月の豊田(ATPチャレンジャー/4万ドル/室内カーペットコート)以来の優勝で、通算10勝目となった。

 大会最終日の6月5日(日)は11時00分から、シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

◇   ◇   ◇

【シングルス準決勝】

○1イ・ダクヒ(韓国)[1] 6-4 6-2 ●14デイトン・バーグマン(アメリカ)

○32内山靖崇(北日本物産)[2] 6-3 6-3 ●24関口周一(Team REC)[4]

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【ダブルス決勝】

○1内山靖崇/アンドリュー・ウィッティントン(北日本物産/オーストラリア)[1] 7-6(1) 6-4 ●12長尾克己/奥大賢(上武大学/エキスパートパワーシズオカ)[3]

◇   ◇   ◇

表彰式での選手スピーチ・抜粋(情報提供◎大会運営委員)

内山靖崇(ダブルス優勝) 「この歴史ある軽井沢会テニスコートでプレーできたことはありがたいことです。このコートで優勝できたことを本当にうれしく思います。僕自身は明日のシングルス決勝もありますので、応援をよろしくお願いいたします」

アンドリュー・ウィッティントン(ダブルス優勝) 「試合を観て下さった皆さま、ありがとうございます。ポルシェジャパン、スタッフの皆さまありがとうございます」

長尾克己(ダブルス準優勝) 「昨年の結果はシングルス1回戦負け、ダブルスベスト4と自分自身としてはこのコートはあまり得意ではないイメージでしたが、今回素晴らしい選手と対戦できて、決勝まで進めたことで自信につながる一週間となりました。この自信をもって、次の大会で優勝したいと思います。応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました」

奥大賢(ダブルス準優勝) 「今回でフューチャーズダブルスの決勝戦が2回目になりますが、またしても優勝を獲得することができませんでした。この悔しさをバネに、また来週から頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」

(テニスマガジン/Tennis Magazine)