「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いすの部の女子シングルス決勝で、マジョレーン・バイス(オランダ)がサビーネ・エラルブロック(ドイツ)を6-3 6-4で下してシングルスでのグランドス…

 「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いすの部の女子シングルス決勝で、マジョレーン・バイス(オランダ)がサビーネ・エラルブロック(ドイツ)を6-3 6-4で下してシングルスでのグランドスタム初タイトルを獲得した。

 28歳のバイスは全仏オープンには6年連続の出場で、初出場だった2011年には準優勝を果たしていた。ダブルスでは2012年にエステー・フェルガー(オランダ)とのペアでタイトルを獲得している。今大会では準決勝で、第2シードの上地結衣(エイベックス)を7-6(5) 6-7(3) 6-1で破って勝ち上がっていた。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、ダブルス4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスで国枝慎吾(ユニクロ)が2年連続6度目の優勝、女子シングルスはイスケ・グリフィオン(オランダ)が初タイトルを獲得。ダブルスでは国枝がゴードン・リード(イギリス)と、グリフィオンはアニエク・ファンクォト(オランダ)とのペアで優勝を飾った。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)