キキ・バーテンズ(オランダ)は日曜朝に行われたマディソン・キーズ(アメリカ)との準決勝の激闘を切り抜けて勝利を収めたことを幸運に感じていた。その後、自身のキャリアで最も重要な試合となったユリア・ゲルゲス(ドイツ)との決勝では、それほど追い詰…

キキ・バーテンズ(オランダ)は日曜朝に行われたマディソン・キーズ(アメリカ)との準決勝の激闘を切り抜けて勝利を収めたことを幸運に感じていた。その後、自身のキャリアで最も重要な試合となったユリア・ゲルゲス(ドイツ)との決勝では、それほど追い詰められず優勝を果たした。

今シーズン初のクレーコートとなった今大会は、土曜日の降雨で準決勝の大半が中止となり、日曜日に2試合を戦う羽目になったが、バーテンズはキーズを下して決勝へ駒を進め、さらにはゲルゲスを圧倒して「ボルボ・カーズ・オープン」の肌寒く長い1日を締めくくった。

この大会でバーテンズはキャリア通算5度目、この11ヶ月では3度目となるツアータイトル獲得を果たした。

当時世界ランキング27位のバーテンズは、「ニュルンベルガー保険カップ」と「グスタード女子選手権」でタイトルを獲得したが、どちらも出場選手は今大会ほどトッププレーヤーが顔を揃えていたわけではなかった。2018年はこの日まで、トップ20のプレーヤーに対して0勝15敗だったバーテンズは、キーズ (当時14位) とゲルゲス (当時13位) を8時間の内に立て続けに撃破した。

「すごくハッピーだし、自分を誇らしく思う」「クレーコート・シーズンの最高のスタートが切れたし、今後も勝てることを願っている」とバーテンズは語った。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真はキャリア通算5度目の優勝を決めたバーテンズ

(AP Photo/Mic Smith)