今年も東京六大学に全国から腕のある選手たちが進学を決めた。BIG6.TVではこれからの大学4年間に心を踊らせる新入生たちにスポットを当てた。, 第2回・立教大学は、熊本・秀岳館を3季連続の全国4強に導き、U-18日本代表にも選出された川端健…

今年も東京六大学に全国から腕のある選手たちが進学を決めた。BIG6.TVではこれからの大学4年間に心を踊らせる新入生たちにスポットを当てた。,
第2回・立教大学は、熊本・秀岳館を3季連続の全国4強に導き、U-18日本代表にも選出された川端健斗と、奈良・智辯学園で1年生から主軸を担い、3季連続甲子園出場を果たした太田英毅の2名。甲子園の申し子から神宮のニューヒーローへ。立教の将来を担う投打の主軸に名乗りをあげる。

 

ー六大学野球ファンのみなさんに自己紹介をお願いします。

川端)秀岳館高校出身の川端健斗です。性格的に真面目なタイプだと思います。よろしくお願いします!東京六大学という舞台に魅力を感じ、立教OBでもある高校のコーチの方の勧めもあり、立教大学に進学を決めました。

 

太田)智辯学園高校出身の太田英毅です。性格は人に対して慣れるのに時間がかかりますが慣れたらグイグイ行くタイプです。(笑)中学生くらいの頃から東京六大学でプレーしたいという思いがあり、最近は智弁学園から立教への進学が少なく自分が道を切り開いてやろうと思いました。東京六大学は試合を見ててすごく楽しそうです。

 

川端)とにかく応援がすごい印象ですよね。甲子園に負けず華やかな応援のイメージです。

 

太田)あ、それが言いたかったです。(笑)

太田 英毅

ー部内や他大学で、ライバルはいますか?

川端)部内では、入ってきたばかりなので特定の選手ではなく、新入生みんながライバルですね。

 

太田)僕は個人でもいいですか?同期で東(1年=福岡大大濠)という選手がいるんですけど、そいつは意識します。練習で調子が良いので負けてられないです。

 

川端)他大学では早稲田の徳山(1年=大阪桐蔭)を意識しています。高校日本代表で一緒にやっていて、大学でこうやって同じリーグになったので早稲田との試合の時には、徳山と投げ合って勝ちたいですね。

 

太田)僕は法政の後藤(1年=滋賀学園)です。中学の元チームメイトで、『大学では一緒に野球をやりたいな』と話してたんですけど、敵になったので絶対に負けたくないです。

 

川端)あとは徳山以外にも、法政の三浦(1年=福岡大大濠)、平元(1年=広陵)…高校時代に負けてる選手には対戦して借りを返したいですね。

 

太田)僕は高校日本代表の投手、六大学にたくさん進学しているので対戦してみたいです。


 

ープロに行くという選択肢もあったと思いますが大学を選んだ理由はありますか?

川端)高校野球を経験して、今はまだ通用しないと感じていたので、大学4年間で鍛え直そうと思いました。大学の練習は高校より練習時間は短いですが、その分凝縮されている感じですね。雰囲気なんかも大学生らしくて盛り上がり方が全然違います。

 

太田)僕もまだプロに入る器ではないと感じていました。大学は本当に雰囲気が全然違います。後輩でも先輩にガツガツ行けるというか。プレーに集中できる環境です。

 

川端)練習量は高校の方がきついですね。やりこむ感じの練習でした。

 

太田)確かに雰囲気で、大学のような盛り上がり方はなかったですね。気合は入ってましたけど(笑)。

川端 健斗

ー少し、素顔の面も質問させてください。入寮して初めてのオフはどこか行きましたか?

川端)法政大学野球部のメンバーと渋谷に行きました。

 

太田)法政の岡田(1年=龍谷大平安)に誘われて何人かで行きました。渋谷のスクランブル交差点は、人が多くて興奮してみんなで2往復しました(笑)

 

川端)都会の人の多さにはびっくりしました。あと出身が関西なんですけど、周りが標準語なのでちょっと憧れました(笑)。でも、やっぱり関西弁がいいですね。

 

太田)今では、逆に新入生の同期に関西弁仕込んでます。

 

川端)でも関西の人以外が関西弁話すとイントネーションがちょっと違うので違和感ですね(笑)

 

ーこれから始まる大学生活の四年間をどう過ごしたいですか?

太田)まずはしっかり慣れてレギュラーになったらタイトルを狙いたいです!

その中で、今年はまずリーグ戦デビューが1番の目標です!

 

川端)タイトルとかもあるんですね。。。

(少し考えて)チームの中心として優勝します!そして個人タイトルを狙いたいです。

今年一年はルーキーなので、謙虚にフレッシュにプレーして行きたいです!



 

◇太田 英毅(おおた ひでたけ)智弁学園

1999年8月21日生まれ。右投右打。兵庫県出身。

高校通算31本を誇る強打のショート。自身甲子園初出場となった高校2年春の選抜では打率3割超の活躍で貢献し、優勝を経験。以後春夏合わせ3度の出場を果たし、バックスクリーン弾を含む2本塁打を記録した。


 

◇川端 健斗(かわばた けんと)秀岳館

2000年1月26日生まれ。左投左打。京都府出身。

春夏4度の甲子園出場を経験するなど、3季連続のベスト4進出に貢献。通算48回を投げ57奪三振を記録し4勝を挙げた。U-18高校日本代表に選出され計3試合で15.7という高い奪三振率を誇った。