優れたディフェンダーはココが違う! 小学生から身につけたいディフェンス3つのコツhttp://www.sakaiku.jp/column/thought/2016/011782.html■1.ボールと相手選手を同一視できる身体の向きをつくる…

優れたディフェンダーはココが違う! 小学生から身につけたいディフェンス3つのコツ
http://www.sakaiku.jp/column/thought/2016/011782.html


■1.ボールと相手選手を同一視できる身体の向きをつくる

チャンピオンズリーグ決勝について話をしたいと思います。決勝戦に出場したレアル、アトレティコともに、ヨーロッパの大きなクラブです。選手のクオリティはとても高いものがあります。決勝戦のMVPにセルヒオ・ラモスが選ばれましたが、彼はセットプレーからゴールを決めただけでなく、守備面でも多くの局面で適切なプレーをしていました。多くの守備のコンセプトを理解している、非常に優れたDFです。

セルヒオ・ラモスが秀でているのは、守備時の認知です。前回のコラムでも紹介しましたが、守備をするときはボールだけでなく、相手チームの選手がどこにいるのか、またどこに行こうとしているのかを予測し、次に行われるプレーに対応することが重要になります。それは守備時の認知や判断といった部分なのですが、セルヒオ・ラモスはつねにボールと相手選手を同時に見ることのできる身体の向きをつくり、フィールドの状況を認知しながらプレーの決断をしていました。空中戦にも強く得点力もあるので、まさにトップレベルのDFと言えるでしょう。


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