神戸製鋼コベルコスティーラーズが3月30日、2018年度の新体制を発表し、ニュージーランド代表“オールブラックス”のワールドカップ連覇に大きく貢献した世界的名将のウェイン・スミス氏が総監督に就任することが明らかになった。
 1980年代にオールブラックスのSOとして活躍したスミス氏は、2000年から2シーズンその最強軍団で指揮を執り、2011年のワールドカップではグラハム・ヘンリー体制の同チームでアシスタントコーチを務め、2015年の大舞台ではスティーヴ・ハンセン ヘッドコーチの名参謀として栄冠獲得に貢献。そして、昨年のザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)後、惜しまれながらオールブラックスのアシスタントコーチを退任していた。

 2018年度から神戸製鋼の新戦力となる世界的スーパースターのSOダン・カーターと、キャプテンに就任するSHアンドリュー・エリスもオールブラックスでスミス氏の指導を受けた選手であり、トップリーグ元年以来の王座奪還を目指すコベルコスティーラーズはニュージーランド色を強くしてチーム改革をすることとなる。

 ヘッドコーチには、NECグリーンロケッツで2季(2016、17年度)コーチを務めたデーブ・ディロン氏の就任が決定。
 FWコーチも新しくなり、かつて神戸製鋼で指導経験があり昨季は近鉄ライナーズを強化していたスティーブ・カンバーランド氏がスクラムの責任者となる。ラインアウトコーチには、2017-18シーズンをもってコベルコスティーラーズのジャージーを脱いだ元南アフリカ代表LOのアンドリース・ベッカー氏が就任した。
 そして、OBで元日本代表の森田恭平氏が新BKコーチとなり、スキルとデベロップメントを担当する。

 2017年度のリーダーだったFL前川鐘平は、エリスとともに共同キャプテンとして引き続きチームをけん引する。