「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を6-3 7-5 6-3で下して6…

 「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を6-3 7-5 6-3で下して6年連続8度目のベスト4進出を決めた。試合時間は2時間6分。

 ジョコビッチは2013年5月にローマ(ATP1000/クレーコート)の準々決勝で敗れて以降はベルディヒに11連勝で、対戦成績はジョコビッチから24勝2敗となった。今シーズンは開幕戦のドーハ(ATP250/ハードコート)の準決勝と3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)の準々決勝で対戦し、いずれもジョコビッチがストレートセットで勝っていた。

 ジョコビッチは全仏オープンには2005年から12年連続出場。グランドスラム通算11勝を挙げているジョコビッチだが、全仏では過去3度(2012年、14年、15年)の準優勝が最高成績となっている。昨年は決勝でスタン・ワウリンカ(スイス)に6-4 4-6 3-6 4-6で敗れ、生涯グランドスラム達成を阻まれている。

 ジョコビッチは準決勝で、第12シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と第13シードのドミニク・ティーム(オーストリア)の勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)