ロジャー・フェデラー(スイス)は昨年に続き、クレーシーズンの大会には出場しないことを明らかにした。フェデラーはこのほど、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月21日~4月1日/ハードコート…

ロジャー・フェデラー(スイス)は昨年に続き、クレーシーズンの大会には出場しないことを明らかにした。

フェデラーはこのほど、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月21日~4月1日/ハードコート)の2回戦で21歳のタナシ・コキナキス(オーストラリア)に6-3、3-6、6(4)-7でまさかの敗戦を喫した。

その結果、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」の決勝戦に続いて、2試合連続となる負けとなり、世界ランキング1位からの陥落が決定した。

ATP(男子プロテニス協会)の公式サイトによれば、そのフェデラーはクレーコートで行われる大会について「出場しないことにしたよ。先週もあまりいいプレーじゃなかったと、全体として感じた。何も珍しいことではない。どういうことか理解しようとしているところで、これからは時間がある」と話しているという。

また、「ポジティブ思考なんだ。毎試合が新しいチャンスのように感じる。特に負けた後で、今は明らかに落ち込んでいるよ。がっかりしている。自分がどうにかできなかったことに苛立っている。そうなってしまうのは残念なことだ」と同選手は語っている。

昨年に続き、フェデラー不在のクレーシーズンになることが決定的になったが、ライバルの減る中で、どの選手が優れた成績を残すか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はタナシ・コキナキスとの試合中のコートサイドでのロジャー・フェデラー

(Manuel Mazzanti for NurPhoto via Getty Images)