市立塔南高等学校(京都) 龍谷大平安、福知山成美、立命館宇治、京都外大西など強豪私立がひしめく京都において近年、10年前には無名の公立校の1つだった塔南が安定した好成績を残している。 今春も準々決勝の宮津戦は初回二死走者無しから打線がつなが…

市立塔南高等学校(京都)
 龍谷大平安、福知山成美、立命館宇治、京都外大西など強豪私立がひしめく京都において近年、10年前には無名の公立校の1つだった塔南が安定した好成績を残している。
 今春も準々決勝の宮津戦は初回二死走者無しから打線がつながり6点を奪い優位に立つと、終盤に反撃を許したものの逃げ切りに成功。逆に準決勝の京都国際戦は序盤で4点のビハインドを背負う苦しい展開。それでも7回に四球でランナーをため二死ながら満塁とすると、3者連続適時打で5点を奪い一気に逆転。9回表に失策絡みで同点とされるが、最後はキャプテン・尾崎 出雲(3年)が左中間にサヨナラ本塁打を放ち乱戦にケリを着けた。決勝では2対4で京都翔英に敗れ、優勝は逃したが決勝進出は初の快挙だった。
http://www.hb-nippon.com/column/437-baseballclub/10545-20160601no356