年間12大会行われるワールドツアーで最上位に位置づけられる6つの「プラチナ」大会(カタール/ドイツ/中国/韓国/オーストラリア/オーストリア)のひとつであるITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン<ブレーメン 3月20日(火)~25日(日)>が24日が行われた。

石川佳純 Photo:Itaru Chiba


 男子はシングルス2回戦で水谷隼(木下グループ)がリオ五輪金メダリストの馬龍(中国)に0-4のストレートで完敗。丹羽孝希(スヴェンソン)もスウェーデンのM.カールソンに1-4で破れ、ダブルスでは準決勝で張本智和(JOCエリートアカデミー)/森薗政崇(明治大学)ペアが世界卓球ドイツで銅メダルを獲得しているチョンヨンシク/イサンスの韓国ペアに1-3で破れ日本男子は大会5日目にして姿を消した。



 一方、女子ではエース石川佳純(全農)がシングルスで大活躍。前日に行われた2回戦では陳幸同(中国)を4-0のストレートで圧倒し勢いに乗る石川は、続く準々決勝でも世界最強カットマンの武楊(中国)相手に付け入る隙を与えずを4-2で勝利。2試合連続で中国選手を破って、日本人シングルスで唯一準決勝(最終日:25日)に駒を進めた。

 ダブルスでは「みまひな」こと伊藤美誠(スターツSC)/早田ひな(日本生命/希望が丘高校)が香港ペアを3-1で破って決勝に進出した。

石川佳純 Photo:Itaru Chiba


【ドイツオープン 大会5日目】
<男子ダブルス 準決勝>
張本智和/森薗政崇 1-3 チョンヨンシク/イサンス
11-5/10-12/9-11/9-11

<男子シングルス2回戦>
丹羽孝希 1-4 M.カールソン
8-11/11-8/3-11/8-11/9-11

水谷隼 0-4 馬龍
6-11/7-11/9-11/9-11

<女子ダブルス 準決勝>
早田ひな/伊藤美誠 3-1 呉穎嵐/蘇慧音
10-12/11-4/11-5/11-6

<女子シングルス 準々決勝>
石川佳純 4-2 武楊
14-12/7-11/11-4/11-8/5-11/11-7

<女子シングルス 2回戦>※大会4日目(23日)
石川佳純 4-0 陳幸同
11-9/11-8/20-18/11-6