「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月21日~4月1日/ハードコート)の2回戦でロジャー・フェデラー(スイス)がタナシ・コキナキス(オーストラリア)と対戦。フェデラーは6-3、3-6、6(…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月21日~4月1日/ハードコート)の2回戦でロジャー・フェデラー(スイス)がタナシ・コキナキス(オーストラリア)と対戦。フェデラーは6-3、3-6、6(4)-7で21歳の若手にまさかの敗戦を喫した。

フェデラーは「ABN AMRO ワールド・テニス」で優勝したことにより、2018年2月19日付けの世界ランキングで36歳にして1位に返り咲いたが、この敗戦により4月2日付けの新ランキングでその地位をラファエル・ナダル(スペイン)に譲ることが決まった。

「この試合の後では当然だ」とフェデラーは語った。「それが僕の気持ちだ」。

21歳のコキナキスは、その強烈なサーブとフォアハンドで長らく将来を嘱望されてきたが、怪我に悩まされてきた。

第2セットでフェデラーがミスを重ねてサービスゲームをラブゲームで落とし、3-1となった時、試合の流れが変わった。コキナキスはその後1度もブレークできなかったものの、一貫して最高時速125マイルのサーブを放ち、最後までキープを続けた。

マッチポイントでは、フェデラーの打ったバックハンドのリターンがネット下方に突き刺さった。コキナキスは歓喜の雄叫びを上げ、人差し指を振って、会場を埋めつくした観客の歓声を煽った。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」2回戦でのフェデラー(左)とコキナキス(右)

(Photo by Mike Frey/Getty Images)