女子団体戦準決勝は2試合とも一進一退の攻防を繰り返し、全てがどちらに転んでもおかしくない展開に。愛知啓成(愛知)はS1、D1で2本取るも、その後の3本で強さを見せた相生学院(兵庫)に敗退。相生学院は連覇に王手をかけた。仁愛女子(福井)と白鵬…

女子団体戦準決勝は2試合とも一進一退の攻防を繰り返し、全てがどちらに転んでもおかしくない展開に。愛知啓成(愛知)はS1、D1で2本取るも、その後の3本で強さを見せた相生学院(兵庫)に敗退。相生学院は連覇に王手をかけた。

仁愛女子(福井)と白鵬女子(神奈川)の対戦は、仁愛女子が2-1リードの状態で、D2、S3が同時進行。2試合ともファイナルセット4-1で仁愛がリードするも、白鵬に5-4まで追い上げられる同じ展開に。それもほぼ同時に進行するという緊迫した状態になったが、仁愛女子のD2の松田萌花、横村優希組が6-4で勝利し試合を決め、S3は6-5で打ち切り終了となった。仁愛女子は6年ぶりの決勝進出で、3度目の優勝を狙う。

●相生学院 姫野ナル キャプテン

「(勝って)ほっとしました。みんなが頑張った結果です。(連覇がかかると)違います! 今回は40回だし、連覇を成し遂げたいと思っているので、使命感のような感じで、絶対に勝とうと思っています。決勝では、自分も勝って貢献したいです」

●愛知啓成 伸居勝己監督

「相生が1番強いとは感じていました。2本は取れましたが、3本取るのが難しかった。相手の方が上でした。力を出し切れたので、満足しています」

●仁愛女子 冨田典江監督

「自分たちが絶対ポイントを取ってくるという思いがありました。D2は公式戦では初めて組んだペア。特に横村優希は今回初めて出しました。D2は期待以上の活躍です。明日は思い切りチャレンジしてほしい」

●仁愛女子 押川千夏キャプテン

「昨日は最初に負けて、キャプテンとしても、S1としても悔しかった。他の子がつないでくれて、今日試合ができたので、今日は絶対自分が1本取ろうと思いました。明日はチャレンジ精神で頑張ります。いつも通りのプレーができれば大丈夫だと思います」

日程

団体戦 3月21日~25日

個人戦 3月22日~23日(予選)

    3月24日~26日(本戦)

会場は博多の森テニス競技場、春日公園テニスコート

※天候等により日程が変わる場合があります。(©スマッシュ)

※写真は相生学院のD1久田真穂、姫野ナル

(©スマッシュ)