フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日~6月5日)の11日目、男子シングルス4回戦。 エルネスツ・グルビス(ラトビア)は第12シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に敗れたあと、胸につかえていたものを吐き出した。 水曜日に…

 フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日~6月5日)の11日目、男子シングルス4回戦。

 エルネスツ・グルビス(ラトビア)は第12シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に敗れたあと、胸につかえていたものを吐き出した。

 水曜日にグルビスは、雨のため全面中止となった月曜日に予定されていた試合に6-4 2-6 2-6 3-6で敗れた。この試合は実は火曜日に、グルビスが第1セットを3-0とリードしたところで雨のため中断となり、そして延期となっていた試合だ。  「雨が降っている最中に、選手はコートに出て行くべきじゃないと思うよ」 2014年にパリで準決勝に進出したことのあるグルビスは言った。 「僕らがプレーしている最中に雨が降り出したなら、プレーできるコンディションである限りプレーを続けてもいい。でも雨の中でコートに出て行くというのは正しいことじゃないと思う」と彼は続けた。  「ミュンヘンで、雪が降っているときにプレーしなければならないことがあった」とグルビスは言う。「ウインター・スポーツをやってるんじゃないんだからさ」。  グルビスを煩わせたもうひとつのことは、試合序盤のゴファンの行動だった。 「(第1セット)2-0のあと、僕のサービスの前にゴファンがプレーを止めたがったのは奇妙だったよ」とグルビスは言う。「あれは、正しいことだとは思わないな。彼は、自分のサービスの前に中断できたはずだよ」。(C)AP