世界ランク1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)は、木曜日に行われた「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20日~3月31日/ハードコート)の2回戦で、ラッキールーザー、オセアン・ドダン(フランス)相手に苦戦し、3-6、6-3、7-5…

世界ランク1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)は、木曜日に行われた「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20日~3月31日/ハードコート)の2回戦で、ラッキールーザー、オセアン・ドダン(フランス)相手に苦戦し、3-6、6-3、7-5でなんとか勝利をもぎとった。

初対戦となった2時間を超えたこの試合で、ハレプは世界ランク98位のドダンに7度ブレークチャンスを握られ、そのうち6度ブレークされた。

「このところ酷いプレーが続いていても、諦めないということ、これが一番大切」と、試合中に苛立ちが募ってラケットを折ってしまったハレプは語った。「今日、私は諦めなかった。だから、勝つことができたのだと思います」

第3セット4-4となったところで、ハレプはドダンに対する7回目のブレークに成功した後、勝負を決めた。

試合後、ハレプは「以前は3セット目がどうしても勝てなかったから、これを克服できて嬉しいし、より強くなっていると感じます。だから、3セット目に入っても、もうパニックになることはありません」と語った。

ハレプは1月の「全豪オープン」でキャリア3度目となるグランドスラム決勝進出を果たしたが、いまだグランドスラムのトロフィーを手にしていない。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は辛くも2回戦進出を決めたハレプ

(AP Photo/Lynne Sladky)