近畿地区4位で出場権を手に入れた城南学園(大阪)は、3回戦でシード校の仁愛女子(福井)に敗れてベスト16という結果となった。加藤節也監督は、「もう1つ勝ってベスト8に行かせたかった」と言う。どの大会でもベスト8を越えるには壁があるため、早く…

近畿地区4位で出場権を手に入れた城南学園(大阪)は、3回戦でシード校の仁愛女子(福井)に敗れてベスト16という結果となった。加藤節也監督は、「もう1つ勝ってベスト8に行かせたかった」と言う。どの大会でもベスト8を越えるには壁があるため、早くその壁を経験させたかったのだ。

その目論見通りにはいかなかったが、メンバーの7人中6名が1年生だけに、今後に向けて経験を積むことができたのは間違いない。S1の山口瑞希は、「高校1年で団体戦のS1としてプレーできたのは良い経験になります。インターハイにつなげられます」と言う。キャプテンは唯一の2年生である吉村萌百子。シード校と対戦し、「相手は自分たちより1球多い。その1球をどうつなげるか、忍耐力を部活の練習で取り入れていきたいと思います」と課題を明確にした。

学校のコート面数が少ない上に、高校生だけでなく中学生も使用するので、部活動の時間は限られている。自分の実力アップは、それぞれのスクールやクラブで行ない、チームワークを部活動で学んでいく。監督はベスト8進出にはダブルス強化が必要だと考えている。短い部活の時間で忍耐力とダブルス強化をしながら、次はベスト8入りを目指す。

◇城南学園(大阪)0-3 仁愛女子(福井)

日程

団体戦 3月21日~25日

個人戦 3月22日~23日(予選)

    3月24日~26日(本戦)

会場は博多の森テニス競技場、春日公園テニスコート

※天候等により日程が変わる場合があります。(©スマッシュ)

※写真は城南学園のメンバー

(©スマッシュ)