食べロガー 秋月俊一さんの場合  食べることをこよなく愛しグッドボディの食べログトップランカー。日常はビジネスマンとして過ごしている。食を愛するからこそ自分の体調管理に高い意識を持つこの3名に聞いたカラダを整える極意 シリーズ。食…

食べロガー 秋月俊一さんの場合

 食べることをこよなく愛しグッドボディの食べログトップランカー。日常はビジネスマンとして過ごしている。食を愛するからこそ自分の体調管理に高い意識を持つこの3名に聞いたカラダを整える極意 シリーズ。食べたら食べた分だけやるべきこと、それさえ分かれば、こんなに食べてもイイカラダ!

今のようなトップランカーになった理由


 27歳のときには東京での食べ歩きに目覚めていました。勤務地が六本木になった時に、ランチがどこも高くて困っていました。どこか安いお店はないかなと探し始めたのがきっかけ。食べログのようなサイトが無かったので、自分が歩いて探して、折角なのでブログに書いていました。主にワンコインレベルで食べられる美味しいお店を書いていました。書いているうちにコメントをいただくようになって、それが嬉しく、さらにお店を探し歩くようになりました。今は無いのですが、その当時にあった六本木のポータルサイトに寄稿させて頂いていました。

 そんなある日、食事をしていると、ブログ(オヤジランチというタイトルだった)を読んでくださったお店の人が、「もしかしてオヤジさんですか?」と尋ねてくださって、サービスで小鉢を付けてくださったんです。どんどんモチベーションが上がってきましたね(笑)


トップランカー流、美味しいお店の探し方

 食べ歩いていくのが一番ですが、時間も限られているのでFacebookの食べ歩き友達の投稿を良く見ます。他には、お店のシェフから聞くこともあります。シェフは美味しいお店をよく知っています。他には、独立しそうなシェフがいれば追っかけもします。先日銀座にお店を出すということで、実際に食べに行ったら素敵なお店でした。基本的に東京と福岡を中心に食べ歩きしています。ここ最近のオススメは「生粋(なまいき)」、コスパのいい焼肉屋さんで言うと、間違いなくナンバー1ですね。「よろにく」という人気焼肉店の系列店なのですが。こちらは予約困難でなかなか取れません。

美味しいお店を食べ歩いていると出会いが多い

 車は高級車だと何千万円もありますし、家も1億、5億、20億だってありますが、食べ物は1億ってまあ無いんですよね。じつは、食べ物だけは敷居がそれほど高くないんです。どんなに高くても3万円から5万円あれば美味しいものが食べられます。なので、自分みたいなサラリーマンでも、月に1度なら食べに行けます。エンゲル係数90とかになりますが。
 有名な飲食店に足を運んでいると、人脈が半端ないです。それが本業の営業(広告代理店の営業)にも活かせますね。著名人だとか有名人だからと言ってイキナリお店の予約が取れることってあまり無いんですが、ここ最近はインフルエンサーとして活動している方が多いおかげで、私も行きたいお店の予約はだいたい取れるようになりました。

食べログオタクのデータ管理はもちろん食べログで

 これまでに行ったお店のことや、これから行きたいお店、料理の写真や情報などはすべて食べログで管理しています。オススメの機能は、行ったカレンダーというものがあって、そこに色が塗られているところは行ったことがあるお店です。例えば、11月は4つ空いているのですが、同じお店は投稿しないので、こう見ると月のほぼすべてが埋まっていますね(笑)
 料理の写真を撮っているカメラはRXー1です。フルサイズのコンデジで記録しています。かなり高額でした。とにかく接写に向いていて、美味しく写せるんです。それらのデータはSDカードでi P h o n e を繋げてすぐにFacebookやInstagramにアップします。


体型維持のポイント1「食べ方は肉中心で、ご飯はあまり食べない」

 週2,3回くらいは焼き肉を食べます。お米はあまり食べない。定食屋に行って煮魚にご飯といったケースは、かなり珍しいです。あと、お酒は飲めないので一滴も飲みません。飲みすぎておつまみを食べ過ぎるとか、スナックやナッツのようなお菓子を食べ過ぎることもないです。

 基本的には、一店狙い撃ちでご飯を食べに行き、余計なものは口にしないようにしています。夕食の時間も19時から21時とは決めていないのですが、そういう2時間制のお店が多いので、だいたい22時までには食べ終えています。その後、二次会になるときや、デザートを食べに行くこともあるので絶対とは言い切れませんが残業があって、夜遅くにご飯を食べに行く。結果不定期な食生活になるようなことは多くありません。

 体型維持のポイントとしては、時間帯はある程度限定することではないでしょうか。


体型維持のポイント2「パーソナルトレーナーを付けてトレーニング」

 有酸素運動は一切していません。時間をかけて有酸素運動をして、何カロリー減ったというのは、自分には向かないので、基礎代謝を上げるようにするためのトレーニングですね。今年で43歳なのですが、30代に比べたら体脂肪が落ちにくくなりましたから。ベンチプレスをはじめ、大きい筋肉を中心に鍛えるようにしています。週2回は必ず固定で入っていて、だいたい1時間はやります。1週間とか行けなくなると、もう身体が重くなるし、行きたくもなくなってくるし、2年前くらいからルーティン化するようにしています。トレーニングの後にはプロテインは必ず摂りますね。食べて太ることって誰でもできるじゃないですか(笑)あんまりスマートじゃないので。食べることが好きなので、ガリガリに痩せるのは難しいですが、中肉中背くらいを保っていたいんですよね。



■編集部からのお知らせ
3月7日に発売の雑誌「CoCoKARAnext」では読売ジャイアンツ・菅野智之投手のインタビューの他、プロ野球選手に学ぶ仕事術などストレスフルな時期を乗り越える情報を掲載。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

秋月 俊一(あきづき・しゅんいち)

広告代理店勤務。山口県出身、現在は東京に単身赴任中。2500件以上のレストラン、食レポート記録。書き始めて15年くらい。過去、食べログ月間投稿数のトップ2位になったこともある。3位以内は数回。カメラはソニーのサイバーショットRX-1で、月に2000枚以上のシャッターを切る。