インドアで行なわれた男子1回戦に鳳凰（鹿児島）が登場し、札幌西（北海道）と対戦した。元々看護科のある女子高だったが、男女共学となり、男子テニス部がスタート。女子の時代からチームを見続けている田中秀樹監督は、「最初は予想外の展開からスタートし…
インドアで行なわれた男子1回戦に鳳凰（鹿児島）が登場し、札幌西（北海道）と対戦した。元々看護科のある女子高だったが、男女共学となり、男子テニス部がスタート。女子の時代からチームを見続けている田中秀樹監督は、「最初は予想外の展開からスタートしましたが、ダブルスから流れが傾きました」と安堵する。
Ｓ（シングルス）１で登場した1年生エースの森田凌也が、3-0リードから挽回され敗退するも、続くＤ１の市田圭司／加藤航が6-2で勝利。Ｓ２のキャプテン八郷克が6-1で制すると、Ｄ２、Ｓ３をものにし試合を決めた。
ほとんどが寮生という鳳凰は「各県からここでテニスを頑張りたいという生徒が来てくれます。いいところも悪いところも知り尽くした仲間で戦っていますし、全国大会で実力を発揮しやすいように、他県に行っての練習試合も多くしています」と監督が言うように、２年生が1年生をフォローする姿が、５試合全体を通して見受けられた。
「まずは初戦と考えていたので、突破できて何よりです。選抜はベスト８が最高なので、そこを目指しています」と次の戦いに向け、田中監督は気を引き締めた。
◇鳳凰（鹿児島） 4-1 札幌西（北海道）
日程
団体戦 3月21日～25日
個人戦 3月22日～23日（予選）
3月24日～26日（本戦）
会場は博多の森テニス競技場、春日公園テニスコート
※天候等により日程が変わる場合があります。（©スマッシュ）
※写真は北海道札幌西に勝利した鳳凰
（©スマッシュ）
