「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月21日~4月1日/ハードコート)の1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がロビン・ハッサ(オランダ)と対戦。4-6、6-3、1-6で杉田は逆転できず、1回…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月21日~4月1日/ハードコート)の1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がロビン・ハッサ(オランダ)と対戦。4-6、6-3、1-6で杉田は逆転できず、1回戦敗退となった。試合時間は1時間52分。

第2セットを奪われたハッサは休憩中もずっとイライラしっぱなしで声を荒げるシーンもあった。しかし、プレー自体はそこまで荒れておらず、杉田もそこにつけいることができない。そればかりか、第2ゲームでは0-40とピンチを迎えると、あっさりとハッサにポイントを奪われ、リードされてしまった。

続く第3ゲームで杉田は15-40とチャンスを作るが、ブレークまでは至らずにゲームカウント0-3となった。そして第4ゲームでまたも0-40とピンチとなると、ここもあっさりとブレークされてしまい、ゲームカウント0-4と大きくリードを許してしまう。

気持ちを切り替えて臨みたい杉田だが、ハッサの鋭いサーブの前に為すすべが無い。ラブゲームでキープされ、ゲームカウント0-5で杉田のサービスゲームを迎えた。ここをキープして挽回に向かいたい杉田だが、40-0のリードからダブルフォルトや自身のミスが重なって40-40のデュースとなる。なんとかここをキープすることができた杉田だが、次の第7ゲームはハッサのサービング・フォー・ザ・マッチ。杉田はハッサの力強いサーブやショットに追いすがるも、上手く返すことができない。そして最後もハッサのサーブに追いつくもリターンできずに試合終了となった。

勝利したハッサは2回戦で「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」で優勝した第5シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真はハッサに敗れて1回戦敗退となった杉田祐一(「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」のときのもの)

(Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)