「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月21日~4月1日/ハードコート)のトーナメント表が発表され、錦織圭(日本/日清食品)は第26シードになり、2回戦からの出場となった。2回戦ではペーター…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月21日~4月1日/ハードコート)のトーナメント表が発表され、錦織圭(日本/日清食品)は第26シードになり、2回戦からの出場となった。2回戦ではペーター・ゴヨブチック(ドイツ)対ジョン・ミルマン(オーストラリア)の勝者と対戦する。

ゴヨブチックは錦織と同じ28歳。昨年8月までは世界ランキング100位台だったが、そこから順調にランキングを上げ、現在キャリアハイの50位となっている。錦織とはこれまでに対戦はない。

一方のミルマンは、今大会予選から勝ち上がってきた世界ランキング96位のこちらも28歳。実直で堅いテニスをベースに、勝負所でパワーを使ってくるグラウンドストローカー。ネットプレーでの安定感も高く、自分からはほとんどミスをしない。過去の対戦成績は、2016年の「リオデジャネイロ五輪テニス競技」で錦織が勝利した1回のみ。

また錦織は2回戦に勝利すると、3回戦で第5シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と対戦する可能性がある。

錦織はATPツアー復帰戦となった「ニューヨーク・オープン」ではベスト4と上々の結果だったが、その後は風邪影響もあり「男子テニスATPワールドツアー500 アカプルコ」は初戦敗退、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」は欠場となった。昨年ベスト8まで勝ち進んだこの大会で、再びランキング上位へ返り咲く一歩を踏み出すことに期待したい。(テニスデイリー編集部)※写真は「男子テニスATPワールドツアー500 アカプルコ」の時の錦織圭

(Photo by Hector Vivas/Getty Images)