「うどんのようにコシのある粘り強いプレーを目指します」とは、大会パンフレットに書かれた、香川県らしい意気込みだ。推薦枠で出場の英明は、ソフトテニスとの兼ね合いで、1日1面1時間半ほどしか練習ができない。そのぶん週末は近くのコートを借りて、テ…

「うどんのようにコシのある粘り強いプレーを目指します」とは、大会パンフレットに書かれた、香川県らしい意気込みだ。

推薦枠で出場の英明は、ソフトテニスとの兼ね合いで、1日1面1時間半ほどしか練習ができない。そのぶん週末は近くのコートを借りて、テニスに打ち込む。今回の推薦枠を岡田真輔先生から伝えられ、当然喜びもしたが、その後は近くのホープテニスアカデミーのコーチも交え、全国大会へ向け強化練習をしてきた。

岡山理大附属との1回戦を控え、「結構強いところなので、1勝でもできるように頑張りたい」(キャプテンの中村伊織利くん)「1ポイントずつ大切にして、少しでも粘れるようにしたい」(ナンバー1の中村辰也くん)と思いきりぶつかっていく覚悟はできている。

実は、登録上のキャプテンは存在する英明だが、日常の練習にたった一人のキャプテンは存在しない。選手たちが順番にその日のキャプテンとなり、練習をまとめている。理由としては「何かあったときに、全てキャプテンのせいになることを防ぎたいという先生の方針」があるという。一人ひとりが責任感を持って行動することにつながっており、今回の登録メンバーも9人中4人が2年生、5人が1年生だ。学年や責任を超えたフラットなつながりで、初出場、初勝利を目指す!

団体戦 3月21日~25日

個人戦 3月22日~23日(予選)

    3月24日~26日(本戦)

会場は博多の森テニス競技場、春日公園テニスコート

※天候等により日程が変わる場合があります。(©スマッシュ)

※写真は一人ひとりが責任感を持つからこそ、チーム全体の連帯感が感じられる英明高校

(©スマッシュ)