昨年のインターハイを制した四日市商業。実は今大会の東海地区予選では決勝で愛知啓成に2-3で惜敗し、東海地区2位となっていた。しかし、その悔しさもプラスにしている。原田真実子キャプテンは、「負けたからこそ足りないところがあると気付けて、そこか…

昨年のインターハイを制した四日市商業。実は今大会の東海地区予選では決勝で愛知啓成に2-3で惜敗し、東海地区2位となっていた。しかし、その悔しさもプラスにしている。原田真実子キャプテンは、「負けたからこそ足りないところがあると気付けて、そこから1人1人が小さいところまでしっかりやってこの大会に臨めていると思います。チームがもう1度1つにまとまることができ、『絶対に日本一になる』という同じ目標を持って取り組んでいます」と言う。

シングルス1としてチーム引っ張る吉岡希紗さんは、インターハイを制した時のメンバーだ。「ずっとシングルス1としてやってきて、以前は緊張していたけど、今は楽しめる気持ちもあります」と貫禄を見せる。インターハイ優勝がプレッシャーになるかと聞くと、「プレッシャーにはなっていません。自信になっています。でも、今大会ではその優勝は忘れて、また1からです」と気合を入れている。

四日市商業の初戦は、聖霊女子短期大付と奈良学園の勝者との対戦となる。この組み合わせについては、「どちらの高校とも対戦したことはありません。相手がどこでも自分たちがやるべきことをやるだけです。(狙いは)優勝です!」と原田キャプテン。地区予選決勝で負けたぶん、よりチームワークがよくなっている四日市商業に注目だ。

団体戦 3月21日~25日

個人戦 3月22日~23日(予選)

    3月24日~26日(本戦)

会場は博多の森テニス競技場、春日公園テニスコート

※天候等により日程が変わる場合があります。(©スマッシュ)

※写真は優勝に向けて気合いが入る四日市商業

(©スマッシュ)