「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)のトーナメント表が発表され、「BNPパリバ・オープン」でツアー初優勝を飾った大坂なおみ(日本/日清食品)は、1回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対決することが…

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)のトーナメント表が発表され、「BNPパリバ・オープン」でツアー初優勝を飾った大坂なおみ(日本/日清食品)は、1回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対決することが決まった。

大坂は「BNPパリバ・オープン」で元1位のマリア・シャラポワ(ロシア)、元2位のアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)、現在6位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、そして決勝では同じ20歳で格上のダリア・カサキナ(ロシア)と、タフなドローを勝ち抜いてツアー初優勝を飾った。それもグランドスラムに次ぐ「プレミア・マンダトリー」と呼ばれる大きな大会で、日本人女子初の快挙付きでだ。

対するセレナは言わずとしれた女子テニスのレジェンド。グランドスラムシングルスで23回の優勝を誇っている。セレナは2017年の「全豪オープン」で優勝後、産休に入りツアーから離脱していたが、大坂が優勝した「BNPパリバ・オープン」で14ヶ月振りにツアー復帰。3回戦で姉であるビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に敗れたが、1、2回戦は復調途中ながらその持ち前のパワーヒットでザリナ・ディアス(カザフスタン)、キキ・バーテンズ(オランダ)を破った。

以前にもまして女子テニス界の期待を背負うこととなった大坂が、レジェンドであるセレナの壁を超えることができるか、注目が集まる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNPパリバ・オープン」決勝の時の大坂なおみ

(Photo by John Cordes/Icon Sportswire via Getty Images)