「BNPパリバ・オープン」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月7～18日／ハードコート）の準々決勝で、大坂なおみ（日本／日清食品）と世界ランキング5位のカロリーナ・プリスコバ（チェコ）が対戦。大坂が6-2、6-3でストレート勝ちし、ベスト…

「BNPパリバ・オープン」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月7～18日／ハードコート）の準々決勝で、大坂なおみ（日本／日清食品）と世界ランキング5位のカロリーナ・プリスコバ（チェコ）が対戦。大坂が6-2、6-3でストレート勝ちし、ベスト4へ進出した。

今回対戦したプリスコバは、昨年一時世界ランキング1位にも輝いていた上位プレーヤーだ。サービスは特に強力で、2017年サービスエース数No.1を記録している。

その強豪に対し、大坂は臆することなく攻め、勝ち切った。

第1セットでは立ち上がりから相手のサービスをしっかりリターンし、いきなりのブレークに成功。第5ゲームでもブレークを果たし4-1とすると、リードを保ったまま6-2で第1セットを先取した。

第2セットは厳しいシーソーゲームに。第1ゲームで、大坂は7分超えの激しい攻防を競り勝ってブレークしたが、その後第4ゲームまで両者ブレークしあった。

それでも大坂は流れを渡してしまうことはなく、最後は4ゲームを連取して6-3で勝利を決めた。

準決勝の対戦相手には、現在世界ランキング1位のシモナ・ハレプ（ルーマニア）が決まっている。両者の直接対決はこれまで3回あり、大坂の全敗。直近では今年1月の「全豪オープン」4回戦で対戦し、3-6、2-6の完敗だった。それでも「トップ選手に負けたのだから、それほど深刻に受け止めるべきじゃないわ。ポジティブになって次に活かすだけよ」と前向きだった。

ランキング上位を破る姿が当然のようになってきた大坂が、今度こそ女王へのリベンジを果たすか大いに期待したい。（テニスデイリー編集部）

※写真は「BNPパリバ・オープン」でプリスコバに見事勝利した大坂なおみ

(Photo by Harry How/Getty Images)