18チームから削減して15チームのフォーマットに戻ったスーパーラグビー。南アフリカとオーストラリア勢はチーム数を減らされた分、移籍や補強などで各チームの競争力は高まったと言われ、日本から参戦しているサンウルブズにとっては、難敵との戦いが続く。今季初勝利を目指して次に挑むのは、2016、2017年と2季連続決勝に進み、今年も南ア・カンファレンスで首位を走る強豪のライオンズだ。現地時間3月17日にジョハネスバーグ(エミレーツエアライン・パーク)で対戦する。

「先週のシャークス戦では多くのチャンスがあったにもかかわらず、我々は最大限の能力を出し切ることができず、残念な結果となってしまいました(●22-50)。我々はもっと得点を挙げるべきでした」というジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ。そのときのパフォーマンスなどを見て、今回、先発の顔ぶれを5人変え、さらに3人のポジションを変更した。

 指揮官がチームに良い影響を与えることを期待しているひとりが、怪我から回復したWTBホセア・サウマキだ。初戦のブランビーズ戦で2トライを挙げるなど華々しいデビューを飾ったサウマキは、左ひざを痛めて戦列を離れていた。
「ブランビーズ戦以来の出場となりますが、チームのためにいいプレーをしたいです。試合日の土曜には100%のコンディションで迎えられると思います」というサウマキ。「ライオンズに対して我々は自信の持てるゲームプランを準備しています。まずはそのゲームプランをしっかり確認して、その上で自分の持ち味のスピードとパワーを活かし、ラインブレイクやトライを決めたいと思っています。試合が待ち遠しいです」と意気込んでいる。

 キャプテンのSH流大も先発復帰となり、「今週は、これまでの試合を振り返り、ディフェンスをしっかり見直していいコミュニケーションをとれるよう準備をしています。ライオンズはスーパーラグビーで優勝を争うレベルの強豪だということは間違いないですし、難しい試合展開になると思いますが、チャンスはあると思うので、少ないチャンスをものにするということを、しっかり意識していきたいです」とコメントした。

 そのほか、PR具智元とFLラピース・ラブスカフニもスターティングメンバーに戻り、シャークス戦でサンウルブズデビューを果たしたヴィンピー・ファンデルヴァルトはLOで先発チャンスを与えられた。

 FLからNO8に移動するリーチ マイケルは、「いい準備ができています。多くのメンバーがまとまり、自分の役割だけではなく、サブの役割も100%理解をするようにしています。 これまでに3試合を終えましたが、私たちはたくさんのチャンスを作りました。今週も多くのチャンスを作りそれをしっかりものにしたいと思います」と奮闘を誓った。

 リザーブには、3月3日のレベルズ戦でスーパーラグビーデビューを果たしたFB/WTB野口竜司らが名を連ねた。

1.クレイグ・ミラー(―)  2.庭井祐輔(キヤノン)  3.具智元(ホンダ)  4.姫野和樹(トヨタ自動車)  5.ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)  6.徳永祥尭(東芝)  7.ラピース・ラブスカフニ(クボタ)  8.リーチ マイケル(東芝)  9.流大(主将/サントリー)  10.立川理道(クボタ)  11.ホセア・サウマキ(キヤノン)  12.マイケル・リトル(三菱重工相模原)  13.ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)  14.レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)  15.松島幸太朗(サントリー)

〔リザーブ〕
16.坂手淳史(パナソニック)  17.石原慎太郎(サントリー)  18.ヘンカス・ファン・ヴィック(宗像サニックス)  19.グラント・ハッティング(―)  20.ヴィリー・ブリッツ(NTTコム)  21.内田啓介(パナソニック)  22.中村亮土(サントリー)  23.野口竜司(東海大)