ジムと聞くと、腹筋がバキバキに割れた、通称“シックスパック”を目指す人や、体脂肪率を一桁台に落としたい人など、ストイックにカラダを鍛える人が通う場所というイメージがあるかもしれません。でも、今や人生100年時代。健康寿命をできるだけ延ばす意味でも、日常的にカラダを動かすことが重要で、自分のペースでゆったりと運動ができるジムも増えています。

▲カフェやヘアサロンを思わせるオシャレな入り口

 そんな流れの中、今年1月、吉祥寺に新たに誕生したジムが「ジェクサー・ライトジム 吉祥寺店」です。食料品を扱う紀ノ国屋の2階というロケーションが象徴するように、こちらは日々の買い物ついでに立ち寄って、お散歩でもするかのような気楽な気持ちで運動ができるジムなのです。

普段着のままでもOK。気軽に気楽にカラダを動かせる!

▲床や天井に木材が使われた、温もりのある雰囲気が魅力

 館内には有酸素マシン(ランニングマシン、バイク、クロストレーナー)、ストレングスマシンが置かれ、さらにはフリーウエイト・ストレッチスペースを設置。会員になれば、朝の5時から深夜2時まで自由に利用することができるんです。

 そこで、実際の利用状況や上手な使用方法について、ジェクサー・ライトジム 吉祥寺店 店長の八鍬征司さんにお話を伺いました。

▲ジェクサー・ライトジム 吉祥寺店 店長の八鍬征司さん

「こちらはライトジムという名前の通り、できる限りライトに、つまり気軽に運動ができる場所としてオープンしたジムになります。そのため土足OKで、服装も自由。推奨はいたしませんが、どうしてもということであれば革靴で利用していただいても構いません。もちろん更衣室もご用意しておりますので、運動着や運動靴に着替えることもできます。なによりフラリと来て、短時間でもいいのでカラダを動かすことが日常の一部として定着していただければうれしいですね」

▲自宅のようなインテリア。リラックスして運動ができる

 実際、会員にはジム初心者が多く、友人同士や夫婦、親子で入会し、一緒に汗を流す光景も見られるそう。男女比は男性6割、女性4割で、35歳から50歳の方が最も多い。取材時もご年配の女性がマシンの使い方をスタッフに教わりながら、和やかな雰囲気で運動に励んでいました。最も混み合う時間帯は19時30分から1時間ほど。紀ノ国屋が19時30分閉店ということを踏まえると、おそらく買い物帰りでの利用が多く、狙い通りの状況になっています。

▲男性向け更衣室。シンプルで清潔感のある雰囲気にまとめられている

 気軽にできるという意味では会費の安さも魅力で、レギュラー会員が月々5500円。レッスンプログラムはなし。シャワーはありますが、アメニティはなく、必要であれば各自に用意してもらうなど、無駄を削ぎ落とし、システムをシンプルにすることで、低価格を実現しています。

 しかも子育て中のママは、月々3500円で利用可能(未就学児の子どもがいる方が対象)。レギュラー会員よりも2000円安いのですが、これに合理的な理由はなく、忙しい育児の合間に少しの時間でも運動をしてほしいというジムの優しさから誕生した料金なのです。

▲スタッフの丸山大貴さん

 とはいえ、低価格ながら無人のジムとは一線を画しているのが、ジェクサー・ライトジム 吉祥寺店の特徴です。

「毎日11時から20時まではスタッフが常駐しています。この時間であれば、スタッフがマシンの使い方をお教えしますし、目的に合わせた簡単なトレーニングメニューの作成をサポートいたします。特に初心者の方は、より効率よく運動していただけるはずですので、ぜひこの時間にお越しいただければと思います」

▲フリーウエイトのスペースも完備

 そして、ボディメイクやシェイプアップ、背骨矯正など専門的な指導を受けたい人には、オプションとして分野ごとにパーソナルトレーナーが用意されているのもありがたいですね。

 「将来的には紀ノ国屋さんと一緒に、食と運動を合わせて健康を提案していきたい」。そう笑顔で語る八鍬さん。ジェクサー・ライトジム 吉祥寺店の今後の展開が楽しみです。

[施設情報]
ジェクサー・ライトジム 吉祥寺店
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町3-7-3 紀ノ国屋吉祥寺2階
アクセス:JR・井の頭線吉祥寺駅 徒歩10分
営業時間:5:00-26:00(見学・受付時間11:00-20:00)
定休日:不定休
公式サイト:http://www.jexer.jp/lightgym/kichijoji/

<Text & Photo:石川博也>