<2018年3月6日〜11日 第70回東京卓球選手権大会 (東京体育館)>東京卓球選手権大会が3月6日から11日にかけて行われた。大会では各県の予選を勝ち抜いた全国各地の老若男女が熱戦を繰り広げるだけでなく、毎年卓球好きの有名人や著名人によ…

<2018年3月6日〜11日 第70回東京卓球選手権大会 (東京体育館)>

東京卓球選手権大会が3月6日から11日にかけて行われた。大会では各県の予選を勝ち抜いた全国各地の老若男女が熱戦を繰り広げるだけでなく、毎年卓球好きの有名人や著名人による試合も開催されている。

その名も「ショービズの部」。今年も様々なジャンルの有名人が集い、大会に華を添えた。

今回出場したのは以下の12名。
・四元奈生美
・岸本昇子
・高佐一慈(ザ・ギース)
・パックン
・でんでん
・バイク川崎バイク
・新井元輝(ピンポンキング)
・パーマ大佐
・梅田誠弘
・三遊亭小遊三
・浅葉克己
・長谷川穂積

俳優や落語家、プロボクサーなど参加者の活躍の場は多岐にわたる。卓球の人気と比例するかのように、ショービズ参加選手も毎年増加している。

今年からパーマ大佐、パックン、長谷川穂積の3名が新たに参戦。その中でも元プロボクサーの長谷川穂積は、テレビ番組で敗戦してた三遊亭小遊三へのリベンジを果たすため、この大会に向けて3ヶ月のもう特訓を重ねてきた。

長谷川だが、ボクシング一筋かのように思えるが、実は中学時代は卓球をしていたという。現在も自宅の近所のマンションの一室を借り、卓球台を置いて、卓球部に所属する息子と練習もしている。長谷川は左ペンと戦型的にも戦いにくいタイプであるとともに、ボクシングで鍛えた体幹がを武器に、どのような戦いぶりを見せたのだろうか。

長谷川穂積vs宿敵・三遊亭小遊三

今回のショービズはA・B・Cの3つの予選リーグから始まり、各リーグ上位2名が決勝トーナメントへと進んだ。

Cブロックでは長谷川穂積と三遊亭小遊三が予選リーグで早々に激突。長谷川は宿敵・三遊亭に対し闘志を燃やすも、11-6、11-3で完敗。またしても勝利を手にすることは敵わなかった。

しかし、長谷川穂積の挑戦は始まったばかり。来年の再選を期待するとともに、さらなる進化を見届けていきたい。

ショービズの部 最終結果

最終結果は以下の通り。

優勝:四元奈生美
準優勝:でんでん
3位:バイク川崎バイク、梅田誠弘
5位:三遊亭小遊三、岸本昇子

元日本代表でもある四元奈生美が今回も圧勝で優勝し、でんでんは昨年に引き続き準優勝となった。

梅田誠弘は準々決勝で岸本昇子にフルセットデュースで勝負をものにしたが、準決勝ではでんでんに対してフルセットまで競るも惜敗した。

ショービズの部は勝敗だけでなく、エンターテインメント性が魅力だ。パーマ大佐のTwitterには、満面の笑みで映る参加者の姿があった。

東京卓球選手権大会ショービズの部出場してきました!

ずっと出たかったショービズの部に出られて凄い嬉しかった&楽しかったです!

結果は残念でしたが、来年リベンジします!#東京選手権 #卓球大好き pic.twitter.com/qfk1O1cHMa

— パーマ大佐 (@pa_mataisa) March 7, 2018

東京卓球選手権を彩る恒例行事として、来年以降もショービズの部が楽しみだ。

東京選手権の関連記事

・張本世代が東京で大激突 勝利を手にしたのは?【東京選手権 男女ジュニア・カデット
・西沢銘が3年ぶりの優勝【東京選手権 シニア年代別結果30代~90代】
・安藤みなみが圧巻の2連覇 ダブルスは中大が健闘【東京選手権 男女シングルス・ダブルス】

文:里見澪(Rallys編集部)