「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)で、3回戦の1試合となったウイリアムズ姉妹対決で、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が勝利した。スコアは6-3、6-4、試合時間は1時間26分だった。…
「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)で、3回戦の1試合となったウイリアムズ姉妹対決で、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が勝利した。スコアは6-3、6-4、試合時間は1時間26分だった。
ビーナスと対戦したセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、2017年の「全豪オープン」以来、1年以上にわたって、ツアーを離脱していたが、2018年の年初から復活に向けてコートに戻ってきていた。
女子の国別対抗戦である「フェドカップ」のアメリカチームの一人として出場したほか、エキシビジョンマッチに出場するなど、復帰を進めてきた経緯があり、今大会では、ザリナ・ディアス(カザフスタン)、キキ・バーテンズ(オランダ)に勝利してきていた。
今回の対戦でセレナは、動きに硬さを残したものの、力強いサーブとストロークを見せたほか、巧みにポイントを展開する技術も見せるなど、復調してきている姿を見せた。
一方のビーナスは、1セット目で中盤に入る3-2で迎えた6ゲーム目で、セレナのサービスをブレーク。1ブレークアップのリードを築くと、そのまま第1セットを自分のものにした。
さらに、2セット目に入ると、ビーナスとセレナはそれぞれブレークをしあう展開となった。
ビーナスが第1、3ゲームでブレークした一方で、セレナは2度目のブレークを許した直後と、3度目のブレークを許したサービスに続くリターンでブレーク。2度のブレークをビーナスから奪った。
しかし、セレナの3度目のブレークは実現することなく、ビーナスが結局、勝利を収めた。
ビーナスは次の試合で、アナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)
※写真は試合直後のウイリアムズ姉妹の様子
(Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)