フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の9日目は、執拗な雨のせいで全試合がキャンセルされた。大会側によれば、同じことが起きたのは2000年5月30日で、16年ぶりだという。  月曜日に…

 フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の9日目は、執拗な雨のせいで全試合がキャンセルされた。大会側によれば、同じことが起きたのは2000年5月30日で、16年ぶりだという。  月曜日に予定されていた試合は、翌火曜日にスケジュールし直されることになった。また、この日はまったく試合が行われなかったため、観戦チケット購入者は払い戻しを請求することができる。

 実は、来たる数日のフランスの天気予報も、見通しは明るくない。水曜日に晴れ間が出る望みがあるというが、火曜日も雨が予想されている。

 天気が許せば、世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が火曜日に、準々決勝進出をかけて、第14シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。

 また、女子のドローでは月曜日に、セレナとビーナスのウイリアム姉妹(ともにアメリカ)の双方が、シングルスをプレーすることになっていた。ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのセレナは、第18シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と、第9シードのビーナスは昨年の準決勝進出者で第8シードのティメア・バシンスキー(スイス)と対戦する予定だ。(C)AP