「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)10日に行われた2回戦で、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は共に勝利を収め、砂漠の街で開催されている同大会3回…

「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)10日に行われた2回戦で、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は共に勝利を収め、砂漠の街で開催されている同大会3回戦で激突することになった。

第1子の出産後、14か月にわたってツアーを離れていたセレナは、第29シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を7-6(5)、7-5で下した。ビーナスは妹の試合よりも前にスタジアム・コートで行われた試合で、ソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-3、6-4で退けた。

ウイリアムズ姉妹は、その長きにわたるライバル関係を、12日(日本時間13日)に復活させる。これまでの対戦成績はセレナが17勝11敗とリードしており、昨年の「全豪オープン」決勝を含む直近の9回の対戦で8度勝っている。

今回の対戦は、ビーナスがストレートで勝利を収めた1998年「全豪オープン」2回戦における初対戦以来、トーナメントの最も早い段階で実現する姉妹対決となる。

「もちろん、ほかの選手だったらよかったのにと思う。誰でもいいから、ほかの選手だったらって。でも、まあいいわ」とセレナは語った。「コートへ出て、自分の調子を見ながらベストを尽くすだけ」。(c) AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「フェドカップ」でダブルス出場時のウイリアムズ姉妹

(Photo by Richard Shiro/Getty Images)