アンディ・マレー(イギリス)がこれまでに出場した41回のグランドスラムでベスト8に勝ち進んだのは、今大会で26回目となった。 フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日~6月5日)の8日目、男子シングルス4回戦で、第2シードの…

 アンディ・マレー(イギリス)がこれまでに出場した41回のグランドスラムでベスト8に勝ち進んだのは、今大会で26回目となった。

 フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日~6月5日)の8日目、男子シングルス4回戦で、第2シードのマレーは第15シードのビッグサーバー、ジョン・イズナー(アメリカ)を7-6(9) 6-4 6-3で退けてベスト8入りを決めた。

 マレーがロラン・ギャロスでベスト8に残ったのは6回目。直近の2大会はどちらも準決勝で敗退している。

 1、2回戦はフルセットにもつれて苦しんだマレーだったが、3、4回戦はストレートで勝利した。

 4回戦のイズナーとの第1セットは3度のセットポイントをしのいでの粘り勝ちで、試合全体ではイズナーの強烈なサービスを2度ブレークし、自身は5度のブレークポイントをしのいだ。

 イズナーの敗退で今大会のアメリカ勢男子は全滅。全仏オープンでアメリカ人選手がベスト8に残ったのは、2003年のアンドレ・アガシが最後となっている。

 マレーは準々決勝で第9シードのリシャール・ガスケ(フランス)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)