フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の8日目、女子ダブルス3回戦。 セレナ…

 フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の8日目、女子ダブルス3回戦。

 セレナとビーナスのウイリアムズ姉妹(アメリカ)、マルチナ・ヒンギス(スイス)/サーニャ・ミルザ(インド)といった優勝候補ペアが敗れる波乱があった。

 ヒンギス/ミルザは第1シードで、昨年のウィンブルドンと全米オープン、今年1月の全豪オープンで優勝している。ふたりは3回戦でバーボラ・クリチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)に3-6 2-6で敗れた。

 「私たちのプレーはよくなかったけど、相手はいいプレーをした。シンプルなことよ。自分たちの最高のパフォーマンスを見せなければならないのに、最高とはほど遠い状態だった」とミルザは完敗を認めた。

 ヒンギスは「今日は、すべてが自分たちに不利に働いた」といくつかの微妙な判定に不満の様子だった。

 セレナとビーナスのペアはこれまでグランドスラムで13度の優勝経験があるが、グランドスラムでペアを組んだのは2014年の全米オープン以来のことだった。

 30日には雨天延期の影響もあり、2試合を戦うことを強いられていたウイリアムズ姉妹。2回戦ではビタリア・ディアトチェンコ(ロシア)/ガリーナ・ボスコボエワ(カザフスタン)を7-6(8) 4-6 6-0で倒したものの、3回戦ではキキ・バーテンズ(オランダ)/ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)に3-6 3-6で敗退した。(C)AP