「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)の2回戦で、大坂なおみ(日本/日清食品)と第31シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)が対戦。大坂は6-3、6-2のストレートで勝利し、3回戦…

「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)の2回戦で、大坂なおみ(日本/日清食品)と第31シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)が対戦。大坂は6-3、6-2のストレートで勝利し、3回戦進出を決めた。

第1セットを6-3で先取した大坂、続く第2セットも立ち上がりから相手のサービスを攻めにかかる。ラドバンスカにこのゲーム2本のダブルフォルトもあり、大坂は度々ブレークポイントを握ったが、ここはサービスブレークならず。しかし大坂は、続く自身のサービスゲームをラブゲームでキープし、第1セット終盤から引き続き良いリズムで試合を進めているようだった。

するとゲームカウント2-2で迎えた第5ゲーム。大坂がいいタイミングでサービスブレークに成功し、第2セットを先にリードした。後がないラドバンスカは必死に大坂のサービスゲームをブレークしにかかるが、今日の大坂はポイントを先行されても慌てずに取り返す素晴らしい試合運び。ラドバンスカとしては、「こんなに攻め続けてるのに、あと一歩なぜブレークできないの」という気持ちだったかもしれない。

大坂はゲームカウント4-2で迎えたラドバンスカのサービスゲームも、40-15から再びブレーク。続く自身のサービング・フォー・ザ・マッチ(このサービスゲームをキープすれば試合に勝てるというゲーム)をしっかり締め、ストレートでの3回戦進出を決めた。

今大会、見応えのある試合を続ける大坂。3回戦の相手は、このあと試合が行われる第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)対サーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)の勝者。順当にいけばムグルッサと対戦の可能性があり、またも大坂の「上位破り」が見られるか楽しみだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」出場時の大坂なおみ

(Photo by Francois Nel/Getty Images)