「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)のシングルス1回戦で、奈良くるみ(日本/安藤証券)は3月8日、カイア・カネピ(エストニア)との1回戦に臨んだものの、1回戦突破はかなわなかった。スコア…
「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)のシングルス1回戦で、奈良くるみ(日本/安藤証券)は3月8日、カイア・カネピ(エストニア)との1回戦に臨んだものの、1回戦突破はかなわなかった。スコアは6-1、4-6、4-6、試合時間は1時間53分だった。
奈良は、コートの自分の位置や相手の状況を見てショットを選択し、ボールの高さ、球種の変化でポイントを取ったり、チャンスがあればドライブボレーで仕留めにいく理詰めのテニスを持ち味としており、現在のランキングは97位。
一方のカネピは、ベースラインからライン際に重いボールを打ち続け、相手を押し切るパワーヒッターで、複雑さはないものの、打ち破りにくい堅牢なスタイルのストローカーだ。現在のランキングは64位となっている。
奈良は今大会では予選から出場し、本戦出場を果たしていた。予選では、 ワン・ヤファン(中国)に6-4 6-2で勝利したほか、ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)には6-4 7-6(3)で勝ち星を上げ、本戦のトーナメント表に名を連ねることになった。
また、奈良は2016年には「BNPパリバ・オープン」で、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を破っており、その際に3回戦まで進出した記録もある。(テニスデイリー編集部)
※写真は2017年の「全米オープン」での奈良くるみ
(Photo by Abbie Parr/Getty Images)