「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月8~18日/ハードコート)の1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)とホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)が対戦。杉田は第3セットを…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月8~18日/ハードコート)の1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)とホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)が対戦。杉田は第3セットを6(4)-7で落とし、セットカウント1-2で敗れ、1回戦敗退となった。試合時間は2時間49分。

両者1セットずつ取って迎えた第3セット。第3ゲームでゼバロスにブレークされてしまった杉田は、第4ゲームでブレーク仕返すことができなかった。そしてリードされたまま第7ゲームまでお互いにキープの展開が続く。

第8ゲーム、杉田は40-30とブレークポイントをつかむが、ゼバロスも粘り、デュースに突入する。なんとかここを取りたい杉田だが、ゼバロスのドロップショットが決まり、チャンスを活かすことができなかった。

続く第9ゲーム、杉田はここをキープして次に繋げたいところだが、30-40とゼバロスにマッチポイントを与えてしまう。が、杉田はデュースに持ち込むと、2度のデュースの末にキープに成功する。

ゼバロスのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲーム、杉田に40-30と起死回生のブレークチャンスが訪れる。ここで見事ブレークに成功し、土壇場で勝負を5-5と振りだしに戻した。

そして両者ともにキープを重ね、決着はタイブレークへ。先にゼバロスにリードを許した杉田だったが、3-3と追いつくことに成功する。しかし、ゼバロスのドロップショットにまたしても翻弄され、ポイント4-6と2つのマッチポイントを与えてしまう。最後は杉田のショットがベースラインをわずかに越え、6(4)-7で第3セットを奪われ1回戦敗退となった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」でプレーする杉田祐一

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)