3月3〜4日、『JAFAフットボールアカデミー・カレッジキャンプ』が早稲田大学東伏見キャンパスで開催された。『JAFAフットボールアカデミー』は国際競技力の向上を目的に2013年から開始されている日本アメリカンフットボール協会(=JAFA)の競技者育成プログラム。U19、カレッジ、シニア各カテゴリーの日本代表コーチングスタッフの指導によって、日本代表クラスの選手の発掘と育成を行う取り組みだ。

今年のカレッジキャンプは6月14〜26日に中国黒竜江省ハルビンで開催される第3回大学世界選手権(WUC)に出場するカレッジ日本代表選考を兼ねている。東日本の学生が対象の今回は112名(初日111名/2日目112名)が参加した。

9時から開始された初日のプログラムは冒頭で米倉輝WUC日本代表監督(エレコム神戸HC)が、JAFAフットボールアカデミーに参加する姿勢も評価の対象としていることを選手に伝えた。

JAFAフットボールアカデミーの基幹プログラムの一つである栄養講座では、株式会社明治の管理栄養士によって「負けない、バテない体づくり」を実現する食事の留意点を、プロアスリートの食事例やU19日本代表の栄養調査の結果を踏まえて約1時間、レクチャーが行われた。

11時30分から開始されたフィールドセッションは、40ヤード走、ベンチプレス(100キロ×回数計測)、垂直跳び、立ち幅跳び、メディシンボール投げ、シャトルラン(20ヤード)、3コーン・ドリルの数値測定を行った。

2日目は実技がメイン。朝9時からの全体ミーティング後、攻守に分かれてWUC日本代表で使用する基本プレーのインストールが行われた。正午から行われたフィールドセッションでは、各ポジションの基本練習から対戦型のドリル、最後にはカレッジキャンプとしては初めて、フェーズ1からスクリメージを行った。

数時間前にインストールされたばかりのプレー、しかも、3月はほとんどのチームが体作りの時期にあてられているため、実戦形式の練習から遠ざかっていた選手が大半を占めていたが、スクリメージはテンポよく行われた。

「思っていたよりもフットボールになっていた」と、米倉代表監督は、学生たちの適応力の高さに感心していた。

3月10日、11日には西日本の学生を対象にしたカレッジキャンプが開催され、4月に行われるフェーズ2に進む選手(東西計100名前後)が選抜される。

取材=蔀 啓介(ハドルマガジン編集部)