女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。みなさん、準備はいいですか?いよいよゲレンデをすべりますよっ!!そして、第7回からは、今までと大きく違うところがあります。第…

女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画


こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。
みなさん、準備はいいですか?いよいよゲレンデをすべりますよっ!!
そして、第7回からは、今までと大きく違うところがあります。
第6回までは、1人で滑れる内容のHOWTOでしたが、ここからは1人だけではなく、2人で上達していける内容もたくさん入っています。
もちろん、1人で滑る方へのレッスン内容もたくさんあります。

第7回の内容のヒールサイドとは・・・の、おさらいからしていきましょう~
ヒールサイドとは、かかと側のエッジの事を言います。
ヒールサイドのエッジを使って雪山を滑る事から覚えていきましょう~
ここからが、ターンに向けての始まりです!!
ここで、ターンについて少しお話ししていこうかと思います。
ターンが出来るようになるには第4回でも説明している
ヒールエッジ(かかと)
フラット(足裏全部)
トウエッジ(つま先)
この3つが出来るようになればターンは完成します。

どれか1つでも欠けると出来ないんです。
それから、『こけ方』にも注目したいと思います。
誰でも、最初は転んでしまいます。
ちなみに私もこけまくりでした(笑)
そして、今でもこけます・・・こけて上手くなるんです!!
でも、その転ぶ時にも痛かったり、怪我をしちゃうと何にも楽しくありません。
むしろスノーボードが怖くなってしまうかもしれません・・・
なので、滑る前の知識として、痛くない、安全なこけ方を少し頭に置いておきましょう~

◆安全な転び方◆
安全に止まる方法とも言います。
最初は立ったままなかなか止まる事が難しいです。
なので、スピードが出てきたり止まりたい時は、お尻で雪の上に座りましょう。
無理に立って止まろうとしなくて大丈夫です。
そして、これだけは覚えていてください。
必ず、低い姿勢になってからお尻をついてくださいね。
イメージは体操座りですっ


◆危ない転び方◆
手を使って、止まろうとしないでくださいね。
止まる為に、転びそうな時に手を使うと、手首に負担がかかってしまいます。
手首では体を安全に支えることは出来ません・・・
たとえ止まったとしても、手首を怪我してしまう可能性が出てきます・・・


こんな風に、体のどこを使って安全に止まる・転ぶか覚えていてくださいねっ
ちなみに細かいことをゆうと、これはヒールサイド(かかと側)を使って滑る時の安全な転び方です。
トウサイド(つま先側)になると違うのでみなさん間違えないようにしてくださいね。
使うエッジによって、少し違うのです・・・

で、ここからです。滑る前に必ずしないといけない事と言えば・・・板を付けたまま、立ち上がる事。
これが出来ないと1人で滑る事は出来ないですよね?
なかなか立てなくて、頑張りすぎる人。いませんか??
頑張らなくていいんです(笑)
立てなくて頑張りすぎて、疲れてしまう・・・嫌になる・・・まさしく、負の連鎖(笑)
しかも、最初から1人で立てる人はすっごく稀です。
立てなくていいんです!!1人で立てたらすごいんです!!!
なのでここからは、誰かにお手伝いしてもらいましょう~

スノーボードは両足で滑る事が慣れてくると、自然に立つことが出来るようになってきます。
初めから焦らなくても大丈夫!!私のレッスンでも、初めから生徒さん1人の力で「立ってください。」とは言いません。
むしろ補助をして、立つ感覚を覚えてもらいます。
ヒールエッジ(かかと側)で滑る時も必ず最初は補助をします。スノーボードはバランスのスポーツ。
まずは、恐怖心なく体感してもらうことが大事だと、私は思います。
少しでも恐怖心や不安があると、体が思った通りに動いてくれません・・・
それなら補助をして、まずは慣れることを体感してもらうことが最優先だ!!って思うんです。

簡単な補助のやり方をこのHOW TOの中で紹介しています。
もちろん、1人でのレッスン方法も盛りだくさんです!!
1人でも、2人でも、何人でも、雪山に来てからの時間。
楽しくないより、楽しんだもの勝ち!!
そこをどうするか、1つの提案がこのSTARTUP SNOWBOARDなんです。
この第7回以降は2つのパターンでレッスンしていきますので、みなさんぜひ見てくださいねっ

START UP SNOWBOARD『7.ヒールサイドの角付け』

出典:YouTube(START UP SNOWBOARD)

◆おまけ◆
ヒールサイドで滑る時は、かかと側のエッジを雪につけて、つま先側のエッジを雪に付けないようにキープします。
このキープはのちのちのターンにも役立ってきます。


PROFILE 大西 麻美(オオニシ マミ)
1981年12月13日生まれ。大阪府出身。
資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許
スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。
専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。
また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。

情報提供:SNOW ANGEL MAG


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