白熱するマラソンブームに伴い、年々熱を帯びているトレイルランニング(トレラン)。大自然を駆け抜ける爽快さが人気の秘訣で、全国各地でトレランイベントが開催されています。

 中でも注目を集めているのが、2016年の熊本地震を乗り越えて昨年ついに初開催された“西日本最長”のトレランイベント「Aso Round Trail(阿蘇ラウンドトレイル)」です。今年は5月12日(土)に第2回大会が開催されますが、一体どんな魅力が隠されているのでしょうか。

熊本地震から2年。復興に向かう阿蘇を体感できる

 阿蘇といえば、思い出されるのが2016年4月に起きた熊本地震。2度にわたる震度7の大災害により、街は甚大なダメージを被りました。

 まだまだ復興途上ではありますが、コースに影響はありません。記念すべき初開催となった前回大会(2017年5月13日)は男女227名が105㎞を完走。阿蘇の大自然を堪能しました。累積標高約5,000mと決して楽なコースではありませんが、リピーターの声が多く、第2回大会の開催へと繋がっています。

 その人気ぶりはカタチとなって表れ、トレイルランナー向けのサイト「MtSM」(山と渓谷社)の行った「2017 ベストトレイルレース」アンケートでは見事第4位に選出。過去の開催数がわずか1回のみの大会ということを考えれば、まさに快挙といえるでしょう。

 阿蘇地域は世界農業遺産と世界ジオパークの両方に認定されており、その雄大な自然が魅力です。コースを1周すれば九州6県を見渡すことができ、カルデラから望む絶景に心奪われることでしょう。

第2回大会は5月12日に開催。ボランティア募集中!

 待望の第2回大会は5月12日(土)にスタート。種目はフル(約109㎞)とハーフ(約43㎞)に分かれ、フルコースは「過去2年間(2015年12月1日~2017年11月30日)に60km以上のトレイルランニング大会を完走したことがある方」のみが参加資格を持ちます。

 また、今回はあまりにも人気が殺到したため、フルの部はエントリー開始からわずか約30分で受付終了(2017年12月1日)。その代わりにボランティアを募集しており、こちらに参加すれば第3回大会の優先出走権がつくそうです。ボランティアの主な内容は以下の通りですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

1.前日準備(参加賞準備、受付対応、装備品チェック、ほか会場設営など)
2.エイドステーションスタッフ(関門スタッフ含む)
3.コース誘導
4.救護スタッフ
5.スイーパー(最後尾)
6.会場スタッフ(会場設営、ゴールテープ係、給仕、計測補助など)

 参加資格は16歳以上の健康な男女。次回大会のエントリーを考えている方は、ぜひボランティアとして参加してみてはいかがでしょうか。ランナーとはまた違った視点から、大会を楽しめるかもしれません。

 ランナーもボランティアスタッフも、熊本・阿蘇の大自然を堪能できる九州初のロングトレイルレース。その雄大なスケールを、生で体感しましょう。

[大会概要]
第2回 Aso Round Trail(阿蘇ラウンドトレイル)
http://universal-field.com/event/asoroundtrail/
・受付 2018年5月11日(金)受付
・スタート時間
-フル:5月12日(土)AM7時予定
-ハーフ:5月12日(土)PM0時
・スタート場所
-フル:阿蘇市立阿蘇西小学校
-ハーフ:高森町体育館
・ゴール地点:俵山交流館 萌の里(フル/ハーフ共通)
・開催場所:熊本県阿蘇市、高森町、南阿蘇村、西原村にまたがる地域
・開催会場:はな阿蘇美
・距離/累積標高
-フル:約109km/約5,000m
-ハーフ:約43km/約2,400m
・募集人員
-フル:600名
-ハーフ: 300人

<Text:松永貴允/Photo:Getty Images>