第95回関東インカレが19日〜22日の4日間、今年も日産スタジアムにて開催された。各校の有力選手が一同に会し、選手権獲得、そして対校戦の総合優勝を目指し熱戦を繰り広げた。慶大は男子1部総合で27点を獲得し12位に入った。目標としていた総合入賞こそならなかったものの、1部残留を決めた。個人ではエース小池祐貴(総3)が200mで2位、100mで3位入賞を果たすなど大車輪の活躍。男子は6種目5人、女子は2種目2人が入賞した。

①5月19日(木)〜22日(日)

第95回関東学生陸上競技対校選手権大会@日産スタジアム

 

上野が先陣を切る8位入賞—男子110mH

 男子110mHには上野佑太(総3)と加藤秀彬(商4)が出場した。上野は予選を3着ながら順当に通過し、迎えた準決勝。「身体が動かなくなるぐらい緊張した」とのことだったが、それを感じさせない冷静なレース運びで4番手の選手を差し切り+2の2番目で念願の決勝に進出を果たした。決勝こそ、「何もプレッシャーがなくて逆に身体が動きすぎた」と、最初のハードルでつまづいてしまい8位に終わってしまったが、それでも後半は前の選手との差を詰め見せ場を作った。予選から薄氷を踏むような厳しいレースが続いたが、紙一重で凌げたのは上野の決勝進出にかける執念のたまものだろう。加藤は予選、好スタートを決めて競り合いを見せたが、最後は遅れて残念ながら予選敗退に終わった。

 

森が慶大初の表彰台—女子やり投

女子やり投には、森凪沙(環2)と斎藤瞳(総4)が出場。特に森は昨年の本大会で1年生ながら4位に入っており、今年はそれを上回る表彰台が期待された。森は1投目から49m60と記録を残し予選通過を確実にすると、そこからは徐々にフォームを調整していく。そして迎えた4投目、整った助走から力強く放たれた槍は50mラインを越え、52m43を記録。この記録は最後まで抜かれることなく、3位入賞。2日目にして慶大初の表彰台に上り、1投目から6投目までの記録は全て48mを越えるなど、抜群の安定感が光った。今季PBを更新するなど好調の斎藤瞳(総4・湘南)は2投目で48m22と今大会でもビッグスローを放ったが、8位の選手とはわずか32cm差でベスト8入りを逃した。

 

竹内嬉しい4位入賞—女子100m

女子100mには竹内爽香(総3)と川村知巳(総1)がエントリー。今季好調をキープしている竹内は得意のスタートから抜け出し、予選、そして目標としていた準決勝を突破。決勝は「ちょっと力んだ」と振り返ったが、それでも予選と変わらぬ素晴らしい飛び出しを見せ、堂々の4位入賞。タイムは12秒16(-0.6)だった。11秒89のPBを持つ実力者でありながらも、「今までちゃんとした大会で結果を出すことが出来なかった」という竹内。今大会はレースに合わせて徐々に調子を上げていくキーピングの面での成長が躍進につながった。ここでの成功体験で更に一皮むけてくれることを期待したい。昨年のインターハイ王者の川村は12秒67(+0.8)で残念ながら予選敗退。期待の大型新人だけに一刻も早い復調が待たれるところだ。

 

ハイレベルな争いの中、小池が3位獲得—男子100m

桐生祥秀(東洋大)がエントリーするなど、今大会最もその動向に注目が集まった男子100mには、小池祐貴(総3)と内田貴一(環3)、永田駿斗(総2)が出場した。永田と内田は各校の有力選手を相手に善戦するも、向かい風の影響もあり予選を通過することはかなわず。小池は予選・準決勝を危なげなく通過し、迎えた決勝。「端っこのレーンに入ってしまって、中の勝負には全く入れなかった」と、前半の加速区間でスムーズに加速できず遅れを取ってしまう。しかし、トップスピードに達してからは先行選手をグングン追い上げ、ラスト数mで3番手の選手を交わし、3位入賞を果たした。ハイレベルな争いの中での銅メダルは上々の結果と言えるものだが、今年のリオオリンピック出場を目指す小池にとってここはあくまで一つの通過点。「まずは日本選手権で3番に入ること。」慶大が誇るエースの眼差しは既に次のステップに向けられていた。

 

刈田がPB7種目更新で7位入賞!

男子十種競技には刈田修平(商4)が出場。資格記録は出場選手19人中17番目と、下馬評は決して高くなかった。ところが、蓋を開けてみると、刈田は予想以上の大躍進を見せる。1日目、得意の走種目を中心に得点を稼ぎ3418点を獲得。12位で前半戦を折り返す。本人も「苦手で未知数な種目が多い」と不安を隠せなかった2日目、苦手としていた110mHと円盤投の2種目をまとめると、得意の棒高跳とやり投で大きくPBを更新し一気に順位を押し上げる。そして迎えた最終種目の1500m。2周目から一気にペースアップするなど2日間の疲労を感じさせない積極的な走りを見せ、4分36秒09で走破。8位の選手とはわずか4点差で7位入賞を果たした。なんと2日目は驚異の全5種目PB更新。その最後まで攻め続ける姿勢は確実に慶大に勢いをもたらした。

 刈田の入賞が慶大を勢いづけたのは、単に予想を上回る成績をあげたからだけではない。というのも、彼が普通の部員とは違う「異色」の経歴を持っているためだ。高校までは陸上部だったが、大学では部活に入らず、3年までは陸上競技とは縁のないいわゆる「普通の大学生活」を送っていた。そんな彼を再び陸上競技に向かわせたのが、なんとなく足を運んだ昨年のこの大会だった。昨年の慶大は3日目まで思うように得点を伸ばせず、2部降格圏に沈んでいた。しかし最終日、奇跡的とも言える必死の粘りで這い上がり、見事1部残留を果たした。刈田はこのとき、「震え上がったのを今でも覚えている」という。気がつけば、競走部の門を叩き、来年のこの舞台で活躍することを目標に練習に取り組んでいた。そこからは故障に悩まされた時期を経験しながらもメキメキと力を伸ばし、目標としていた今大会でついにブレークを果たした。「今年は全日本インカレを目標に向けて練習して、来年再来年もやりたいので大学院に進学して、あと2年間自分の限界に挑戦していきたい」と、今後も競技を続ける意向だという。4年生にして未だ進化を続けるこの男の躍進はまだまだ続きそうだ。

 

野田が流石の跳躍で4位入賞—男子棒高跳

男子棒高跳には野田涼平(環4)と奥平拓海(環1)が出場。特に出場

選手中4番目の資格記録を持つ野田の華麗な跳躍に期待が集まった。野田は4m90から登場し、これを1回で成功させると、続く5m00も難なく乗り越える。しかし、5m10は様々な要素がわずかにかみ合わず3ペケ。4位で表彰台に立つことはかなわなかった。特に2回目は腹部にバーが接触してしまったものの高さは完全に超えており、なんとも惜しい跳躍だった。ルーキーの奥平も伸びやかなジャンプを見せたが結果は無念の記録なし。これからの成長に期待がかかる。

 

松本連覇ならずも塾新記録で3位—男子400mH

男子400mHには主将松本岳大(総4)と前山陽軌(環2)、水野敬介(理3)が出場。慶大は去年この種目で松本が8点、前山が3点の計11点を獲得しており、今年もこの種目での大量得点が期待された。水野は4着で予選敗退となったものの、2人は順当に予選を通過。翌日の準決勝に駒を進めた。準決勝、松本は後半疲れたものの積極的にレースを作り、先に決勝進出を決める。それに続きたい前山も粘りの走りを見せ、最後は落ちてきた選手を次々と拾っていったものの、5着で残念ながら準決勝敗退に終わった。迎えた決勝、松本は「前半でリラックスして後半しっかり切り替えてスパートをかけるというところをしっかり修正できた」とレース後語ったように、準決勝の反省を踏まえ、前半は抑えて上手く力を溜める。そして後半の仕掛けどころで一気にペースを上げ、先行する相手選手ら猛追した。結果は3位で最終学年を連覇で飾ることはできなかったが、タイムは50秒09の堂々塾新記録。主将の意地を見せつける好レースだった。

 

小池好タイムも悔しい2着—男子200m

男子200mには小池と和田佑太(理4)、永田が出場。予選は1レーンに入った影響もあり4着に留まったが、更に調子を上げて臨んだ準決勝は2着で悠々と決勝進出。迎えた決勝は100m2位の大瀬戸一馬(法大)の隣のレーンに入り、一昨日に続く好勝負を予感させた。前半のコーナーリングで大瀬戸にリードを許したものの、まだ十分逆転も可能な距離。得意の後半の追い上げに期待がかかったが「ケガ明けということもあってラストの50で脚が上がらずに持たなかった」と、最後までその差は縮まらず2位。大瀬戸へのリベンジはならなかった。「全体的に自分の掲げたノルマは達成したなというぐらいで、正直満足のいくような内容ではなかった」と今大会を総括した小池。とはいえ、100mと合わせて2種目13点を獲得した小池の貢献は計り知れない。日本インカレ、そして来年度もチームを牽引してくれることを期待したい。予選を2着通過し、好調をアピールしていた和田は準決勝、直線に入ろうかというところで脚にアクシデントが発生し失速。悔いの残るレースに終わった。永田は前半から快調に飛ばし21秒49(+1.4)でシーズンベストの好走を見せたが、1/100秒のタイム差で準決勝進出はならなかった。

 

副将2人が入賞逃す—その他種目

男子800mには副将の村上昴輝(総4)と中谷浩崇(理3)、近森洋哉(法4)の3名が出場。村上と中谷が予選を通過し、迎えた準決勝。中谷は予選に引き続き先頭で逃げ続ける積極的なレース展開を見せたが、最後は後続に捕まり6着。昨年5位に終わった雪辱に燃える村上も、周りの急激な切り替えに対応が一瞬遅れまさかの7着。共に準決勝敗退に終わった。

男子三段跳には昨年のチャンピオン児島有伸(環4)と鈴木喜成(商3)が登場。児島は3回目までに15m41とまずまずの跳躍を見せたが、大会新が2人出た今大会のレベルは思いの外高く、ベスト8進出はならなかった。脚の不調を完全に解消させ、もう一度強い姿を見せてくれる日を心待ちにしている。

 

全日程終了後、松本は「目標としていたのが総合入賞だったので、それができなかったのはすごく悔しい」と、1部残留という最低限の目標を達成した安堵と共に総合入賞に手が届かなかった悔しさをにじませた。「総合入賞を果たすためには一人一人がベストのパフォーマンスをしてやっとそこにかかるかかからないかくらいの結果だったと思うので、それを考えるとチームとしてまだまだ力が足りなかったなと思います」と語ったように、総合入賞を果たすまだまだチーム全体を見ると更なる底上げが不可欠となる。また、入賞者のほとんどが上級生であることも少し気がかりだ。来年以降、チームがより高いレベルで1部で戦っていくためには、活きのいい下級生の台頭が求められるといえよう。まずまずの成果をあげたとともに課題も見つかった今大会。1年の大目標が終わったとはいえ、シーズンはまだ始まったばかり。慶大競走部の更なる活躍に期待したい。

(記事:江島 健生)

 

選手インタビュー

松本岳大主将(総4・加古川東)

 

———連覇こそならなかったが、4年ぶりの自己ベスト、そして塾新記録を達成した

 

ベストが出たというのは嬉しいのですが、目標としていた49秒台に少し届かなかったというのと、主将として全体の前で8点取ってきますと言ったにも関わらず3位に終わってしまったということの悔しさが4分の1ずつあります。あとの半分は、とりあえず最低限の結果は残せたな、という安心感があります。

 

———予選から前半から積極的なレースを展開しましたが、それは意図したものだったか

 

自分の持ち味は後半の8台9台10台目の強さだと思っているのですが、それに加えて前半かなりスピードを上げて走れるようになってきた分、準決勝では前半に意識が行きすぎて後半少し疲れてしまったので、決勝に向けてもっと前半でリラックスして後半しっかり切り替えてスパートをかけるというところをしっかり修正できたのがすごく良かったです。

 

———決勝では予選、準決勝に比べて大きく記録を伸ばしました。レースを振り返って

 

集中できた分、レースの内容が断片的にしか頭に残っていないのですが、とにかく自分の走りはどういうものなのかというところをしっかり考えて、その通りに走れた結果かなと思います。

 

———決勝で設定していた目標は

 

一番は8点を取ることで、それができればタイムもついてくると思っていたのですが、順位も3番でタイムも物足りないものになってしまいました。

 

———チームとしては27点で総合12位に入り1部残留を果たした

 

目標としていたのが総合入賞だったので、それができなかったのはすごく悔しいです。総合入賞を果たすためには一人一人がベストのパフォーマンスをしてやっとそこにかかるかかからないかくらいの結果だったと思うので、それを考えるとチームとしてまだまだ力が足りなかったなと思います。ただ、主力がケガなどで点数を取れなかったところを、新しい戦力でカバーできたのはプラスに考えたいです。

 

———今後の抱負は

 

個人としては、日本選手権でもう一度49秒台を目指して、リオの標準も視野に入れながらやっていこうと思います。チームとしてはまだまだ始まったばかりで公式戦もたくさん残っているので、それぞれ勝利を目指してやっていくのと、今回総合入賞は全然届かなかったので、じゃあ自分たちの身の丈に合った目標を立ててやっていこうというのも必要ではありますが、総合入賞できるチームになるにはどうすればいいのかというところを幹部だけでなく部員全員で考えてそういうチームを作っていくことが大切だと思います。

 

小池祐貴(総3・立命館慶祥)

 

———200m2位、100m3位、4継9位という結果について

 

全体的に自分の掲げたノルマは達成したなというぐらいで、正直満足のいくような内容ではなかったと感じています。

 

———100m決勝のレースを振り返って

 

端っこのレーンに入ってしまって、中の勝負には全く入れなかったので、来年、または別の大会でも準決勝をしっかり大事にして、決勝を真ん中で競れるレースをできるように調整していきたいと思います。

 

———準決勝は10秒42(−0.4)、決勝では向かい風で10秒58(−1.4)というタイムでした。この記録については

 

タイムは条件も横風であまり良くなかったですし、そこは気にしていません。

 

———200mのレースを振り返って

 

レースとしてはまずまず良いものができたと思うんですけど、ケガ明けということもあってラストの50で脚が上がらずに持たなかったということは今後の改善点かなと思います。

 

———決勝では20秒69(+0.6)と予選・準決勝に比べて大きくタイムを伸ばしました

 

決勝で優勝を狙って走っていたので、予選・準決勝は練習といいますか、デモンストレーションという扱いでやっていたので。うーん、まあもうちょっと(上位で決勝に)行きたかったというのが本音です。

 

———予選は少しヒヤっとする展開といいますか、4着でタイムでの通過となりましたが

 

1レーンはもの凄く走りにくいんですよ。横を見ながら走っていたんですけど、いつもなら後半みんなが落ちてくるところで全く落ちてこなかったので、そこはちょっと危なかったなと思いました。

 

———4継では予選・決勝共に3走を務めました。今大会のオーダーを想定した練習は4継メンバー全体で積んでいたのでしょうか

 

今回はそれぞれ自分の得意なところを走るという趣旨でやっていたんですけれども、僕が直前まで調子を落として当日に調子の上がるタイプの選手なので、そこで少し前後の選手に迷惑をかけてしまったところがあるので、今年の全カレや来年に向けてはそこらへんは改善点として挙げられるなと思います。

 

———今年のオフシーズンはアメリカで長期合宿を行うなど精力的にトレーニングを行っていたと伺いました。どういった課題を持ってトレーニングを積まれましたか

 

まず何が正しいのかというスプリント理論の話で、何が正しいとされているのかを勉強しに行きました。まずは見たままですね、形であったり、スプリントを構成する要素の話を講義形式で教わったりしました。実際は動いていることの方が大半だったんですけど、トレーニングで身体を鍛えてきたというよりかは何が正しいのかを教えてもらいに行ったという感じでした。

 

———その成果は今大会で見られましたか

 

ケガからのリカバリーのところで、そこで教えて貰ったところをキッチリやっていたら、コアの部分はしっかり残っていたので、そのおかげでなんとか大会も乗り切れたというところがあります。

 

———今後の目標と意気込みを

 

リオオリンピックに出ることを目標にしているので、まずは日本選手権で3番に入ることを目指して頑張っていきたいと思います。

 

 

 

刈田修平(商4・土浦第一)

 

———塾新記録を打ち立てた感想

 

塾記録はずっと目標にしてきたところで、関カレの舞台で自分のパフォーマンスを100%出し切れば届くところだと認識して臨んだ試合で、それで100%の力を出せたということで今は達成感に満ちた状態です。

 

———7位という順位、そして6533点という得点はご自身の予想や目標を上回るものでしたか

 

資格記録が6169点で、出場選手19人中17番だったんですね。なので下馬評としては入賞というのは凄く厳しい状態で臨んだんですけど、その中で自己ベストを各種目でたくさん出すことができて、それで6500点に達したというのは自分でも想像以上というか、周りもびっくりしたんじゃないかと思います。

 

———それだけの結果を出せた要因は

 

この1年間自分を信じ続けて練習をやってきました。というのもケガを秋にしていて、それで3か月ぐらい練習から離脱してしまって、冬季に入っても走れなくて焦りがあったんですけど、その中でも周りに凄く支えられてそこで諦めちゃいけないというか、とにかく自分はできるということを信じ続けて常に希望を持って1年間やってきました。そういう精神的な部分でこの結果が得られたんじゃないかなと思います。

 

 

———今大会で何種目自己ベストを更新したのでしょうか

 

10種目中7種目です。2日目の5種目は全て自己ベストを出せたんですけど、2日目は特に苦手な種目が多くて、未知数な種目が多かったんです。その中で全部自己ベストを出せたというのは驚いている結果ではあります。

 

———大学3年から途中入部したと伺いました

 

高校まで陸上はやっていたんですけど、大学では一般的な大学生活を送っていました。ところが去年のこの時期に関東インカレを観戦に来まして、そのときはただの慶應の一学生として陸上を見ようと思って来たんですけど、凄く感動しまして。凄く震え上がったのを今でも覚えているんですけれども、それを見て自分もこの舞台で走ってみたい、投げてみたい、跳んでみたいと思いまして。去年の関東インカレが終わったときに入部させてくださいと頭を下げたんです。それを思うと、1年後こうやって入賞して結果を出せて皆さんに祝福していただいてるというのは凄く夢のようで、この1年間というのは多分僕のこれから先の人生でも無いぐらい充実した年になったんじゃないかなと思います。

 

———今後の目標と意気込みを

 

今は陸上を続けたいという思いでして、なので取り敢えず今年は全日本インカレを目標に向けて練習して、来年再来年もやりたいのでおそらく大学院に進学して、あと2年間自分の限界に挑戦していきたいと考えています。

 

 

 

上野佑太(環3・西南学院)

 

——見事決勝に進出し8位入賞されました。この結果についてご自身ではどう捉えていますか?

 

昨年は準決勝で落ちてしまって、今年は絶対に点数を取ってやるぞという1年間やってきて、それを達成できたことは良かったんですけ、決勝はスタートしてから1台目でつまづいてしまって倒してしまって減速したことで全く勝負に参加できなかったことが凄く悔しいので、嬉しさもありますが同時に悔しいという気持ちの方が強いです。

 

———準決勝では最後に1人を交わして4着でフィニッシュしました。あのレースを振り返って

 

準決勝はあまり調子が良くなくて、身体の状態も良くなかったんですけど、気持ちだけでも乗り切って神頼みでフィニッシュまで駆け抜けるというか、周りを見ずに自分の走りだけをしたという感じです。

 

———決勝には+の2番目の進出でした。どういった気持ちで決勝に臨みましたか?

 

何もプレッシャーもなくて、楽しんでいこうと思ってはいたんですけど、周りが強い選手だったので飲まれてしまったというか、準決勝と違うことに驚きました。

 

———違ったというのは雰囲気でしょうか?

 

雰囲気もそうですが、自分の中での緊張感と言いますか、準決勝は身体が動かなくなるぐらい緊張したんですけど、それから解き放たれて凄く身体が動いたというか、動き過ぎたという感じです。

 

———決勝のレースを振り返って

 

周りが速かったという一言でしか言い表せないですね。

 

———今回見つかった課題は

 

早大の選手は110mHの選手が2人400mRに出場していて、それに比べて自分はスプリント能力が足りないということと、ハードリングがまだまだ攻め切れていないということを感じたので、その分を1年間修正していきたいと思います。

 

———今後に向けて意気込みを

来年の関東インカレでは表彰台を狙っていくことと、タイムとしては13秒台、塾新記録を狙っていこうとは考えています。

 

森凪紗(環2・名城大学付属)

 

———3位という結果について

 

目標が表彰台に乗ることだったので、達成できて良かったです。最近すごく調子が悪かったのですが、その中でベスト近く投げれたというのは良かったところです。ただ、今回は1番候補の人が棄権していて、そのおかげというのもあったので、もう少しサラッと取れるようになりたいです。

 

———全体を通しての投擲の出来は

 

調子が悪かったというイメージは持っていたのですが、それは今回はなくて、全体的なイメージは良かったです。

 

———52m43を出した4投目を振り返って

 

一緒に出ていた先輩が3投目で落ちてしまって、エイトの中に残れなかったのを見て、悔しかったので、頑張らなきゃなという気持ちでやりました。そこまでの3投も流れが良かったので、自分自身の記録を狙うためにも頑張りました。

 

———応援しているファンの方々に向けて一言

 

調子が良い時も悪い時もいろいろありますが、応援が一番力になるので、たくさん応援してほしいです。

 

 

 

竹内爽香(総3・浦和第一女子) 

 

———100m4位という結果については

 

今までちゃんとした大会で結果を出すことが出来なかったんですけど、今回は上手く合わせて走ることが出来ました。4位というのは少し悔しくて、3位の選手とも差が開いてしまって追い付けないなという感じだったので、現状を知ってまた一から頑張りたいです。

 

———自身のコンディションは

 

2週間くらい前には気になる部分があったんですけど、それから自分的にはよく合わせられたのは良かったです。

 

———表彰台を目標にしていたのか

 

目標は決勝に残ることでした。でも、やっぱり表彰台はかっこいいのでいずれ目指したいです。

 

———決勝での走りは

 

ちょっと力んで走っちゃったので課題はあるんですけど、そんなに悪くなかったかなという感じです。

 

———冬季はどんなトレーニングをしていたか

 

コーチにメニューを貰って長い距離を走ったり、短いシャトルランをしたり、あとはサーキットトレーニングをしたり色々な事をやりました。

 

———200mでの走りは

 

最初にもっとスピードを出したかったんですけど、出なかったので後半も全然付いていけず悔しい結果でした。

 

———今後への意気込みは

 

レベルの高い試合で自分の実力を出すために、自分のコンディションを合わせるのは難しいんですけど、今後はしっかり合わせて走れるような選手になりたいです。

 

 

 

野田涼平(環4・多治見) 

 

———今回の結果について

 

個人的にはまだ上に行けたといえ悔しい気持ちがあったんですが、戻ってくると皆に「貴重な点数だった」とか「楽しい跳躍だった」って話をして貰って、それなら僕も皆のためになれたかなと、今はそういう気持ちです。

 

———自身のコンディションは

 

あんまり良くなかったです。だからすごく不安で良いイメージも出来なかったんですけど、そんな中で良く力が出てくれたなと言って良いんじゃないかと思います。

 

———大会での目標設定は

 

はっきりと目標があったわけではないんですが、表彰台に登りたいという漠然としたものはありました。

 

———今後の意気込みは

 

この関カレでの表彰台は叶わなかったので、次の日本インカレで表彰台に登ること。あと公式戦が3つあるので、その全てで自分の仕事を確実にこなすということを目標にやっていきたいです。