フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の7日目、男子シングルス3回戦。 地元フランスのエース、第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガが、エルネスツ・グルビス(ラトビア)との試合中に脚を痛めて棄…

 フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の7日目、男子シングルス3回戦。

 地元フランスのエース、第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガが、エルネスツ・グルビス(ラトビア)との試合中に脚を痛めて棄権した。ツォンガは第1セットを5-2でリードしていた。

 ロラン・ギャロスで2013年と15年に、2度ベスト4入りを果たし、2008年の全豪オープン準優勝者であるツォンガ。第1セットの第7ゲームを終えたあと、トレーナーとともに一度コートを離れ、戻ってきたときにはプレーを続行できないことを審判に伝えた。

 ツォンガは頭にのせた白いタオルで、目に浮かべた涙をぬぐっていた。

 4回戦に進出したグルビスは世界80位。グランドスラムでの最高成績は、2014年の全仏ベスト4がある。グルビスの4回戦の相手は第12シードのダビド・ゴファン(ベルギー)だ。(C)AP(テニスマガジン)