J開幕の週末、皆さんお疲れさまでした。スポブル編集部スージーです。 全国各地のサポさん、それぞれの場所で開幕戦の結果についてあーだこーだと語りましたか?サッカー記事や試合スタッツに一喜一憂しましたか?なんだかんだで、まだひとつ第1節が終了…

J開幕の週末、皆さんお疲れさまでした。スポブル編集部スージーです。

全国各地のサポさん、それぞれの場所で開幕戦の結果についてあーだこーだと語りましたか?サッカー記事や試合スタッツに一喜一憂しましたか?なんだかんだで、まだひとつ第1節が終了したばかりです。良いことも悪いことも、一旦切り替えて次節の準備を整えましょう。ちなみに今季の開幕戦は、ぼっち参戦サポさんも多かったようで。素晴らしきJ.LEAGUE愛、筆者スージーも、一人でスタジアムへ乗り込む行動を深く理解し共感します。

さて、広島vs札幌の開幕戦では“タイの至宝”の異名を取るストライカー、ティーラシン選手がJ初ゴールを叩きこみ、話題となりました。イングランドやスイス、スペインなど海外クラブでのプレー経験も生かし、広島サッカーにはフィットしたようで(広島と対戦した)札幌は“タイのメッシ”と呼ばれるチャナティップ選手の活躍にも注目が集まりました。今季のJ開幕は特にアジアの勢いが目立ち、ここ数年各クラブで蓄えていたJ外国人選手アジア枠の凄さを体感した日でもありました。

先日開催されたJ.LEAGUE プレゼンテーションでもアジア進出について詳しくレポートされましたが、J.LEAGUE はインターネットや独自回線を通じてタイやインドネシア、ベトナムなどのアジア地域にも情報発信され、サポーターも急増中なのだとか。

タイでは、大手衛生ケーブルテレビ局「True visions」でも試合中継が行われ、毎日の最新情報は多言語でウェブに掲載されているそうです。そして、札幌がタイの選手加入ニュースをFacebookLiveで伝えた際には、リーチ数332万人を記録。これは、札幌市民200万人を大きく超える数値でした。数値の記録更新といえば、今やタイ国民のJ.LEAGUE認知度は55%で、イタリアのセリエAの認知度45%を大きく上回る勢いなのだとか。

ちなみに、J1/コンサドーレ札幌には、J.LEAGUE 専門の外国人番記者さんが常駐しており、毎日クラブハウスに張り付き日本人新聞記者顔負けの熱血取材を行なっているようです。凄い熱量っす(*≧∀≦*)もちろん日本のメディアも負けてられません!

J.LEAGUEリーグ戦を全試合配信しているイギリスのスポーツ専門インターネット放送局「DAZN(ダ・ゾーン)」では、日本のみならずドイツやカナダでも毎節数試合のJ.LEAGUEをライブ配信しており、各クラブの運営する公式ホームページの多言語化も少しづつ進んでいるようです。まさにインターネットとスポーツの新時代到来ですね。

そんなグローバルなJ.LEAGUEを小さなコミニュティで分析したいと思います。筆者スージーの友人知人の外国人100人程度から統計をとると、以下のような回答が。

まず、好きなJ.LEAGUE選手。名前をよく聞くのは、磐田の中村俊輔選手。キックの精度は世界的にも幅広い人気を誇るようです。続いて、キングカズこと三浦知良選手。「50歳で現役なんて凄いじゃないか!」と驚愕&リスペクトされています。そして、イギリス人に人気があったのは、川口能活選手。「凄いキーパーだぜ!」と圧倒的人気が特徴。そして現在は、メキシコリーグのパチューカでプレーする本田圭佑選手も、J1名古屋時代から熱狂的な外国人サポさんが多かったようですね。特に、メキシコ人やアメリカ人は 「ケースケホンダハ、マジサイコー!」とよく話していました。

そして、クラブではマリノスや鹿島、浦和といったJ創設時代からの10クラブ「オリジナル10(テン)」に人気が高く、マスコットではJ2/岡山の「ファジ丸が可愛い!」と好評。ファジ丸は、セサミストリート風な風貌が良いらしく、日本風のゆるキャラ系マスコットには興味がないようです。

最後に。J.LEAGUEを通じて世界と繋がってると思うと、なんだか嬉しくなります。J.LEAGUEがイギリスのプレミアリーグ100年の歴史に追いつくためには、あと74年の年月が必要だという事実にも夢が広がりますね。

文:編集部スージー

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【編集部スージーの熱血コラム「Jの部屋」】とは?

J.LEAGUE全国各地のスタジアムに一人でも多くの人を誘いたいスポブル新人編集部員スージーが、J.LEAGUEに関わるヒト、コト、モノを記事化するスポブル限定コンテンツ。阿部勇樹選手のフリーキックを市原臨海競技場で観た翌日から、J.LEAGUEサポーターになったスージー。雨の日も風の日もJ.LEAGUEという最高の空間で泣き笑い怒り、サッカー取材に携わり十数年。過去取材では、名将イビチャ・オシム氏から突然オシム語録を継承され、大勢のメディアが集う国立競技場で大恥をかいた苦い経験も併せ持つ。個人的な夢は、インターネットとJ.LEAGUEと地域のさらなる共存。千葉県出身で、J2/ジェフユナイテッド市原千葉に興味が高い。今季の期待は、高橋壱晟(たかはし・いっせい)選手(J2/レノファ山口FC)の突破力。

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作絵@スージー「日本サッカーから世界へ!Jリーグ100年構想を全力応援しています」