「軽井沢国際女子テニス大会」(長野県・風越公園屋外テニスコート/本戦5月19~24日/賞金総額 2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。 日本勢で唯一勝ち残っていた牛島里咲(筑波大…

 「軽井沢国際女子テニス大会」(長野県・風越公園屋外テニスコート/本戦5月19~24日/賞金総額 2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。

 日本勢で唯一勝ち残っていた牛島里咲(筑波大学)は、第1シードのアン ソフィー・メストフ(ベルギー)に2-6 4-6で敗退。メストフは決勝で第3シードのニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)と対戦する。アブドレイモワは第6シードのインディ・デ ブルーム(オランダ)を7-6(6) 7-6(1)で下しての勝ち上がり。

 日本人ペア同士の対戦となったダブルス決勝は、第3シードの藤原里華(北日本物産)/高畑寿弥(橋本総業ホールディングス)が第2シードの鮎川真奈(橋本総業ホールディングス)/田中優季(メディカルラボ)を6-1 6-4で倒してタイトルを獲得した。

 藤原は昨年の大会では加藤未唯(佐川印刷)と組んで優勝しており、大会連覇を達成。昨年の全日本選手権を久見香奈恵(橋本総業ホールディングス)とのコンビで制した高畑とともに、今季初優勝を飾った。

 大会最終日の5月29日(日)は11時00分から、シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

◇   ◇   ◇

【シングルス準決勝】

○1アン ソフィー・メストフ(ベルギー)[1] 6-2 6-4 ●12牛島里咲(筑波大学)

○24ニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)[3] 7-6(6) 7-6(1) ●25インディ・デ ブルーム(オランダ)[6]

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【ダブルス決勝】

○5藤原里華/高畑寿弥(北日本物産/橋本総業ホールディングス)[3] 6-1 6-4 ●16鮎川真奈/田中優季(橋本総業ホールディングス/メディカルラボ)[2]

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表彰式での選手スピーチ・抜粋(情報提供◎大会事務局)

藤原里華(ダブルス優勝) 「高畑選手とは今回初めてペアを組んだのですが、大会に入ったときから一緒に練習をして、どうやったら(今大会のみならず)よいダブルスを作っていけるかを考えて取り組んできました。それがすぐに形として表れたことがうれしいです。今日は私自身のプレーはそれほどよくなかったのですが、高畑選手に支えてもらったと思います。私がケガでボロボロだったときから支えてくださったチームの皆さん、スポンサー、家族にも感謝します。これからグランドスラムに向かって、また頑張っていきますので応援よろしくお願いします」

高畑寿弥(ダブルス優勝) 「6年前から大会に参加しているのですが、今日は初めてホームステイさせていただいた鈴木家の皆さんが来てくださいました。毎日サポートしていただいて、本当に楽しい大会になりました。1週間一緒に戦った藤原選手、チームの皆さんに感謝します。まだまだ自分の最高を目指して頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

(テニスマガジン/Tennis Magazine)