ダビド・ゴファン(ベルギー)が負傷した左目の経過をInstagramで報告した。同選手の投稿によれば、回復は順調で、早期のツアー復帰も視野に入っているとされており、コート上で再び、ゴファンのプレーを目にすることができそうだ。ゴファンは180…

ダビド・ゴファン(ベルギー)が負傷した左目の経過をInstagramで報告した。同選手の投稿によれば、回復は順調で、早期のツアー復帰も視野に入っているとされており、コート上で再び、ゴファンのプレーを目にすることができそうだ。

ゴファンは180センチと現在のツアーでは小柄な方で、体格のハンデを軽快なフットワークと優れたリターンで補うベースライナーで、ランキングは2月19日付けで7位とトップ10圏内だ。昨年の「ATPファイナルズ」にも出場するなど、ゴファンの名前も上位の常連になりつつある。

そのゴファンは「ABN AMRO ワールド・テニス」の準決勝で途中棄権を余儀なくされたのが、今回の経過報告された左目の負傷だった。

同大会の準決勝の対戦カードの一つになったゴファン対グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)にゴファンの負傷の原因となったプレーがあり、ゴファンが棄権を選択していた。

詳細にはゴファンは2セット目、ディミトロフとのプレー中に、ボレーを打とうとしたところ、ラケットのフレームにボールをあててしまい、跳ね返ったボールがゴファンの左目付近を直撃していた。

怪我からの大きな影響も懸念されたゴファンだったが、このほどInstagramへの投稿で、元気な姿の写真も合わせて公開。

「いただいたすべてのメッセージに感謝します。目は順調に回復していて、早期の復帰について医師もとても肯定的です。マルセイユでおこなわれた『オープン13 マルセイユ』に出場できなかったことにはとても失望していますが、コートに早く戻りたいと思います」と、ゴファンは語っている。

さらに、ゴファンは「この不幸な状況で唯一の救いは、@stephanietuccittoが専属ドライバーになってくれていることです」と冗談交じりのコメントも披露。同選手は次に出場する大会として、「BNPパリバ・オープン」を予定している。(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年の「ATPファイナルズ」で、ティームとの試合に勝利した直後のダビド・ゴファン

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)