石川佳純(全農)

今大会で黄金世代トリオを引っ張るのは、日本の大エース、石川佳純。

山口県山口市出身。四天王寺中・高卒。小学生時代に「愛ちゃん2世」として注目を浴び、その後着実に実力を伸ばすと、中学2年の時に全日本選手権ジュニアの部で優勝、一般の部でもベスト4に入り、卓球ファンを驚かせた。



世界選手権には2007年ザグレブ大会(個人戦)が初出場。2009年横浜大会(個人戦)では、当時世界ランキング10位の帖雅娜(香港)に対し、0-3の崖っぷちから大逆転勝利。大舞台での勝負強さを見せつけたこの一戦は石川の名勝負のひとつだ。

全日本選手権は、2011年1月、高校3年の時に初優勝し、計4回チャンピオンに輝いている。また2015年の同大会では、女子ダブルス、混合ダブルスも制し、3冠を達成。今年は、伊藤美誠に準決勝で敗れ決勝進出はならなかったが、初優勝時の2011年から7年連続で決勝の舞台に立っており、国内の女子選手の中で屈指の安定感を誇る。

初出場となった2012年ロンドン五輪では、団体で決勝進出を果たし、日本卓球界初のメダル獲得に貢献。メダルを決めたのは石川のフリックレシーブで、メダルを決めた直後平野早矢香と抱き合う姿はテレビ等で何度も映し出され日本中に感動を与えた。

そして2016年のリオ五輪でも銅メダルを獲得し、2大会連続でのメダルを成し遂げた。2017年の世界卓球デュッセルドルフ大会(個人戦)では、吉村真晴と組んだ混合ダブルスで優勝。同種目では48年ぶり、自身初となる世界卓球での金メダルとなった。
 

 


プレースタイルは、左シェーク両面裏ソフトドライブ型で、投げ上げサービスからの両ハンドドライブが武器。攻撃力の高さに加えて、ラリー戦にも粘り強く、左右に振り回されても崩れない体幹の強さが際立つ。攻守に穴のないオールラウンドなスタイルで、中国選手と渡り合える数少ない選手のひとりでもある。実際に昨年はワールドツアーで3名の中国選手を撃破するなど、近年着実に中国との差を縮めてきている。

2度の五輪を経験し精神的にもレベルアップ。若い日本女子チームの精神的支柱として、活躍が期待される。


【石川佳純(KASUMI ISHIKAWA)】
生年月日:1993年2月23日
所属:全農
出身地:山口県
戦型:左シェーク両面裏ソフトドライブ型
【主な戦績】
2017年 世界卓球 シングルスベスト8
2016年 リオ五輪 団体銅メダル
2016年 全日本選手権 シングルス優勝
2012年 ロンドン五輪 団体銀メダル

<チームワールドカップ2018>
●日程:2018年2月22日(木)~25日(日)
●会場:英国ロンドン/カッパー・ボックスアリーナ
●参加国:男女各12カ国
●賞金:総額27万ドル(約2,876万円)/優勝5万ドル(約543万円)
●出場国:
男子:中国、日本、ドイツ、香港、韓国、スウェーデン、フランス、ブラジル、イングランド、エジプト、アメリカ、オーストラリア
女子:日本、中国、香港、台湾、ルーマニア、シンガポール、ブラジル、エジプト、北朝鮮、アメリカ、オーストラリア、イングランド
●放送情報:テレビ東京系列・BSジャパンで連日放送