3日午前、第13回ボルダリングジャパンカップ(BJC)の女子予選が行われ、有力選手が続々と明日の準決勝進出を決めた。

 Aグループトップは昨年の女王、伊藤ふたばだ。「それほど緊張もせずに、のびのびと登ることができた」と、全5課題を6アテンプトでまとめ、野中生萌らを押さえ堂々の首位通過。Bグループでは野口啓代、森秋彩が全完一撃と他を圧倒。危なげのない登りで順当に準決勝へ駒を進めている。

 そのほか日本代表常連の尾上彩、小武芽生、昨年世界ユース選手権(ユースB)で伊藤と表彰台を独占した谷井菜月、菊地咲希も準決勝入り。BJC準優勝5度の小田桃花、最年長35歳の加島智子もその名を連ねている。


伊藤ふたばコメント
「BJCに向けてしっかり調整してきたので、調子は悪くない。優勝した去年と比べると少しプレッシャーも感じますが、それでもチャレンジャーの気持ちで臨むようにしました。準決勝ではしっかりと決勝に残れるように体調を整えたいと思います」


野口啓代コメント
「課題が意外と簡単で、アテンプト勝負の予選だったと思います。1課題目からスラブ(緩傾斜壁)の繊細でストレスのかかる課題で、はじめから慎重にいかなきゃいけない課題が来ちゃったかと思って登っていました。まずは確実に全課題を登って、良いフィーリングで準決勝に進みたいなと思っていたのでほっとしています」


森秋彩コメント
「コンディションが悪く、突破できるか不安だったので今はすごく安心しています。予選は得意なバランス系が多かったので、明日はもっと苦手なムーブが出てくると思う。はじめから怖がらずに思い切り登りたい。まずは決勝に残りたいです」


野中生萌コメント
「5課題中3課題が傾斜のない壁で、わりとバランスだったり、ちょっとシビアな動きが要求された印象でした。準決勝、決勝も気が抜けない、トライが重なってしまいそうな課題が出てくるんじゃないかなと思います。明日はたくさんの方が見に来てくれるので、期待に応えられるような登りをしたいです」

<女子予選・準決勝進出者>

Aグループ
1位:伊藤 ふたば(15)/5t6 5b5
2位:野中 生萌(20)/5t7 5b5
3位:尾上 彩(22)/5t8 5b5
4位:工藤 花(14)/5t8 5b6
5位:坂本 朱里(26)/5t9 5b6
6位:木下 茜(19)/5t17 5b11
7位:菊地 咲希(15)/4t4 5b5
7位:杉村 紗恵子(24)/4t4 5b5
9位:五月女 美元(22)/4t5 5b5
9位:倉 菜々子(17)/4t5 5b5

Bグループ
1位:野口 啓代(28)/5t5 5b5
1位:森 秋彩(14)/5t5 5b5
3位:中村 真緒(17)/5t6 5b5
4位:番場 香月(18)/5t7 5b7
5位:小田 桃花(23)/5t8 5b6
6位:谷井 菜月(14)/5t8 5b7
7位:加島 智子(35)/5t9 5b6
8位:小島 果琳(16)/5t14 5b11
9位:小武 芽生(20)/4t5 5b6
9位:金子 桃華(18)/4t5 5b6
9位:廣重 幸紀(22)/4t5 5b6

CREDITS

取材・文

編集部・篠幸彦 /

写真

窪田亮・編集部