20日に行われた「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」の1回戦で、第6シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がバーボラ・ストリコバ(チェコ)を1時間弱の試合で、6-2、6-1で退けた。ケルバーは試合開始直後にブレークを喫したものの、…

20日に行われた「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」の1回戦で、第6シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がバーボラ・ストリコバ(チェコ)を1時間弱の試合で、6-2、6-1で退けた。

ケルバーは試合開始直後にブレークを喫したものの、その後は2016年の大会では準優勝したストリコバに対して危なげない試合を展開した。ケルバーはブレークされた直後にブレークバックすると、第4ゲームで再びブレークし、試合をコントロールした。

「しっかりした試合ができた」とケルバーは語り、「彼女と対戦するのはいつもたいへん。なにが起きるかわからない。彼女は戦うことを決してやめない」とも話した。同選手は次の試合ではサラ・エラーニ(イタリア)と対戦する予定だ。

第5シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)も、ルーシー・サファロバ(チェコ)を6-3、7-5で下して2回戦へ駒を進めた。

18歳のキャサリン・ベリス(アメリカ)は、ドーハで行われた「カタール・トータル・オープン」で準々決勝に進出した好調を維持し、エリース・メルテンス(ベルギー)を6-3、6-3で下した。

ドーハではシモナ・ハレプ(ルーマニア)に敗れたベリスは、次は「ウィンブルドン」覇者のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。

「彼女と対戦するのは初めて。私にとって、間違いなく新しい経験になる」とベリスは話しており、「彼女はすごい選手だし、ここしばらくずっと上位にいる。また別のトップ選手に対して自分のテニスがどこまで通じるか確かめる絶好の機会になる」とコメントした。

同大会に参戦している4人のグランドスラム優勝経験者の一人であるサマンサ・ストーサー(オーストラリア)は、強打が武器のアネット・コンタベイト(エストニア)に6-1、2-6、4-6で屈した。

ワン・チャン(中国)も同日に勝利を決めており、キキ・バーテンズ(オランダ)を6-3、6-0のわずか55分で下した。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」でのストリコバとの対戦でガッツポーズを見せるケルバー

(AP Photo/Kamran Jebreili)